二輪教習3, 4回目「S字スラローム・一本橋」に挑戦
こんにちは、免許取得挑戦中のマメです。
バイク教習第3回と第4回は、入校から約1週間後の土曜の夕方に入れました。
今回の教官は前回と違う方で、リラックスさせてくれたり、丁寧に教えてくださったので、前回より訳がわかった気がしました。
3回目で少し余裕が出たと言うのもあるかもしれませんが、なんとなく教官によって、合う、合わないはあるのかもしれないですね。
ここでは、私が3, 4回目の技能講習で教わったことと、難しかったことについてベテランライダーの「ブルさん」に相談した内容を紹介します。
このページの目次です
普通二輪MT 技能講習の3-4回目ではこんなことをした
第3回と第4回では、まずはウォーミングアップがてら前回の復習をした後、新しいことに取り組みました。
今回は主に次の3点です。
- S字
- 一本橋
- ウィンカー操作
まずはS字にチャレンジ
S字はまぁ怖かったですね。2速で入っていきますが、コースアウトしそうなのでブレーキをかけてしまうのですが、初めは前輪ブレーキをかけてしまったり、低速になりすぎてエンストさせてしまったりで、コケてしまいました。
おかげでバイクも起こせるようになりました。
S字では後輪ブレーキを使うことと、気持ち外側に体重を残すこと(リーンアウト)がポイントと教えられました。
後輪ブレーキは速度調整などのために、これまでより意識的に使うようになりました。
S字は出口でクラッチ切って、ギア落として、停止するのですが、この辺のバタバタで慌ててしまって、転倒したり、停止の時に急ブレーキになってしまったりと、まだまだといったところです。
続いてバイク特有の一本橋
一本橋はいつも危なっかしいのですが、なぜかうまくいきました。
半クラで登って行って、車体が乗ったらクラッチを切って、あとは転がるのがポイントとのこと。教官の言う通りにやったらうまくいきました。
何度もやりましたが一度くらいしか落ちませんでした。これ本番で落ちるパターンかも。
多少慣れてきた段階で、S字と一本橋を組み込んだコースで、ウィンカーをつけながら回ってみたのですが、これがまた忙しい。
免許持ってる人ってすごいですよね。
この練習を終わりの時間まで行いましたが、まぁすんごい疲れました。でも少しづつできることが増えてきて嬉しいです。
相変わらず発進やギアチェンジでもたもたすることはあるので、もっと慣れたら楽しいだろうなぁ。
S字スラローム・一本橋のコツをベテランライダーに聞いてみた
今回はS字スラローム・一本橋のコツを教えてください。
特にS字が難しかったです。
今回難しかったのは、次の点ですね。
・S字スラロームのブレーキワークが難しい
・出口で停止するときにバタバタしてしまう
・一本橋は意外と楽にクリアできたけど、本番で落ないか不安
・S字スラロームと一本橋をウインカー操作しながら回るのが難しい
それぞれコツをおしえましょう。
S字スラロームのコツ
・アクセルワーク
・目線
・ライン取り
まず、基本的な部分ですが、S字スラロームを2速で入っていくのは正解です。
1速だとエンジンブレーキが強すぎたりアクセルワークが難しいです。S字スラロームは基本的に出口で停止するまでギアチェンジの操作は不要です。
また、リーンアウトの姿勢を取るのもバイクの乗り方に沿った正しい内容です。バイクのコーナリングは、スピードが遅い時はリーンアウトで乗るのが基本です。
また、バイクはエンジンの力で前に進もうとする動力が加わることで、バンクさせても転倒せずに走ることができます。コーナリング中は、なるべくスロットルを少しでいいので開けてあげるようにしましょう。
もしスピードが出すぎていると感じたら、スロットルをオフにして惰性で進む力でバイクをバンクさせて、スピードが落ちてバランスが悪くなったら、スロットルを少し開けて立て直すようにします。
コーナーワークを良くするには、曲がりたい方向をしっかり見る事です。視線をコーナーの先に置くことで、意識しなくても適度なバンク角も出るはずです。
最初はS字スラロームのような狭くて速度が遅いところでバイクをバンクさせるのは怖いと思います。ここは慣れの部分もあるのですが、視線をコーナーの先にしっかり向けて、アクセルも適度に開けることでスムーズにこなせるようになります。
ブレーキングについては、基本的にはS字スラロームのコーナリング中にはかけない方がいいです。
バイクのブレーキは、しっかりバイクを減速させたい時は前輪ブレーキメイン、低速時や速度を微調整したい時はリアブレーキメインになります。前輪ブレーキではなく、後輪ブレーキを活用するのは正しい方法です。
S字スラロームの通常の速度域では、コーナーを曲がってバイクを起こした時にアクセルを戻せば、エンジンブレーキで適度なスピードまで減速します。もし、スピードが出すぎて次のコーナーがきつくなりそうだと感じたら、エンジンブレーキの補助でリアブレーキもかけてあげましょう。
S字スラロームの2回目のコーナーに進入するときは、しっかりバイクを減速させて、コーナリング時は再びアクセルを開けてあげるようにします。ただし、減速しすぎると、一度半クラッチを使わないといけない状況になるので、必要最低限の減速に抑えないと、クラッチ操作の手間が加わって余計に難易度が上がります。
2回目のコーナーをスムーズにこなすには、最初のコーナーを終えたときに、しっかりコースの外側に膨らんで2回目のコーナーをアウトインアウトでまわります。(アウトインアウトとは、外側から進入してコーナーの内側を通って、コーナーの出口は外側に膨らむこと)。
そのためには、1回目のコーナーを余裕を持ってこなし、なるべく2回目のコーナーを外側から進入できるライン取りを心がけてください。
考えることが増えると最初は混乱するかもしれないですが、S字スラロームのような連続するコーナーは、常にその先のコーナーのことを考えながら走らないといけません。
2回目のコーナーの進入時に余裕を持ったライン取りができていれば、停止時のクラッチやブレーキ操作をする余裕も出てきます。
S字スラロームのコツをまとめると、一番重要なのは目線です。コーナーの先を見るようにすれば、コーナリングがスムーズになります。(バイクを適度にバンクできるようになります)。バイクは目線で曲がるコツを覚えれば、S字コーナーの攻略は近いでしょう。
ウインカー操作が加わると難しいとのことですが、これも慣れの問題だと思います。
今はバイクをコントロールすることに頭が一杯になっていると思いますが、バイクを上手に操れるようになればウインカー操作も自然とできるようになっていきます。
一本橋のコツ
おそらく、最初からクリアできたのであれば、この先の教習でしっかり反復練習さえすれば、試験で落ちることはないと思います。
一本橋で一番重要なのは、ハンドルを握る腕の力を中心に余計な力を入れずリラックスして走ることです。
おそらく教官の教え方が良かったことと、マメさんが一本橋の上を走ることに対して恐怖心を抱かなかったことが成功した要因です。
もし一本橋ですぐに落ちてしまう方がいれば、リラックスすることと、視線をなるべく遠くに向けて練習してみてください。
一本橋は普通自動二輪の場合は7秒以上かけて、ゆっくり通過しないといけません。(大型自動二輪は10秒以上)
おそらく、教官は普通自動二輪であれば、転がる方法で7秒以上かけられると見込んでいたのか、最初は落ちないで走りきることを体感させるためにこうした教え方をしたのだと思います。
7秒以上かけることを今はクリアできていたとしても、試験で緊張して登る時にスピードが出すぎると、7秒以上の基準タイムをクリアできずに減点されてしまう懸念があります。
一般橋の基本的な乗り方は、リアブレーキをかけながら半クラッチで走って渡ります。
もし、余裕があるのであれば、こうした基本的な渡り方も覚えると、7秒以内で一本橋を渡ってしまうリスクを緩和できます。
半クラッチとリアブレーキで一本橋を渡る時も、リラックスして目線を遠くにして渡るのがコツです。
一本橋のように徐行する場面であれば、ハンドルを切っても問題ありません。7秒をクリアできない場合はハンドルを切りながらギザギザに走るように心がけてもいいでしょう。
もし、まっすぐ走って7秒以上をクリアできるのであれば、なるべく余計なことはしない方がいいです。
まとめ
一本橋はマメさんはセンスが高いと感じています。まずは、今のクラッチ切って転がるイメージで渡りきることをマスターして、少しずつ半クラッチとリアブレーキを活用して確実に7秒以上かけて遅く進むことに挑戦してみてください。
一本橋に登る時の坂をスムーズにクリアできているのは、半クラッチを活用できている証拠です。
着実にバイクのライディングテクニックを身につけていると思うので、引き続き楽しみながら教習を頑張ってください。

この記事を書いたのは、サイト運営者のマメです。
バイク初心者でVTR250に乗っています。
バイクをのんびりと楽しむのが趣味。
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