二輪教習1, 2回目「発進・半クラッチ・ギアチェンジ」に苦戦
こんにちは、免許取得挑戦中のマメです。
自動車学校入校日に技能講習を2時間入れました。
私の通う自動車学校では、バイク(CB400)はもちろんのこと、胸・ひじ・ひざのプロテクター、ヘルメット、雨具を貸し出してくれます。ヘルメット持参の学校もあると聞いていたので助かりました。
技能講習の最初の方はバイクをちょっと触ったり、倒したり起こしたりする講習かと思っていたら、いきなりの実践となり、どぎまぎしました。
ここでは、私が1, 2回目の技能講習で教わったことと、難しかったことについてベテランライダーの「ブルさん」に相談した内容を紹介します。
このページの目次です
普通二輪MT 技能講習の1-2回目ではこんなことをした
普通二輪MT 技能講習の1-2回目では次のようなことを習いました。
- 車の死角についての講習
- バイクの基本的な仕組み
- バイクの操作部の説明
- エンジンをかける手順
- バイクの発進方法(半クラッチ)
- クラッチの切り方
- 1速から2速へのギアチェンジ
- 停止の仕方
- コースの一部を走る
1回目の二輪教習
車の死角、バイクの基本的な仕組み、操作部の説明があったのち、いきなりバイクを使っての実車講習に入りました。
ドキドキのエンジン始動
まずは、バイクの左側に立ち、ハンドルを持ちブレーキをかけながらハンドルをまっすぐに起こし、サイドスタンドを戻します。バイクにまたがった後、エンジンスイッチをオンにします。この時、ギアがニュートラルなことも確認。
次に左手でクラッチを切りながら、スターターボタンを押し、エンジンを始動させます。
この辺は、「バ〜」と説明され、「アワワ」と対応していきました。
不安だらけの発進(半クラッチ)
この次にいよいよ発進。クラッチを切った状態で、アクセルをあけます。
バイクのアクセルは、私が以前乗っていた50cc原付よりもかなり敏感で、少し回しただけでかなり「ブォーン」とエンジン音が吹き上がり、ビビってしまいました。
しかし、あまり回転数を抑えすぎると「発進の勢いが弱い」と怒られてしまいましたので、ふかし気味に。
アクセルを開けたら一定にしておき、徐々にクラッチを繋いでいき(クラッチレバーを開いていき)、いわゆる半クラッチ状態にします。バイクの半クラッチは車よりも体感しやすく、クラッチレバーをゆっくりと開いて行ったら、あるところからバイクが前進しようとしました。
しかし、アクセルをちょうどいいところにするのが難しく、クラッチ操作もゆっくりなので、まだまだものすごく始動までに時間がかかってしまいます。
そもそも私は自動車の免許(MT)を取った時も、発進(半クラッチ)で苦労したことからものすごく苦手意識があります。
バイクではなんとかうまくいくようにしたい!
発進の練習の後には、「半クラ発進後にクラッチを切る→アクセル切る→しばらく惰性で転がる(両足出した状態で)→ブレーキ」という練習をしました。
この辺までで1時間。クラッチレバーを握る左手の握力がなくなり、無駄に頭を使ってしまっているので、とにかく頭が疲れました。
2回目の二輪教習
1回目の教習から10分ほど休憩して、2回目の教習となりました。
ついにギアチェンジへ
発進がなんとかできるようになったので、足をステップに乗せ、「発進後にクラッチを切る→アクセル切る→2速に入れる→左手はクラッチから離す→しばらく惰性で転がる→クラッチを切る→1速へ→クラッッチ切ってブレーキ」にステップアップ。
途中コケたりもしながら、少しづつ慣れてきて、1周足をつかずに乗れるようになりました。
すると「基本コース」の一部を走らせてもらえるように。交差点で曲がって、一時停止する、発進、終了地点に停止など、基本的な一連の動作を行いました。
私が難しく感じたのは、発進に時間がかかるのはもちろんのこと(「これは公道の交差点だったら恐ろしいな」と感じるほど)、どのタイミングでギアチェンジするかの感覚がつかめない、シフトアップの時にガクンガクンとなってしまうといったことでした。
この辺について、一部ベテランライダーの「ブルさん」にコツを聞いてみました。
「発進・半クラッチ・ギアチェンジ」のコツをベテランライダーに聞いてみた
初めての教習で、発進や半クラッチ、ギアチェンジが難しいと感じました。慣れが全てというところはあるのでしょうが、コツがあれば教えてください。
まず、今回難しいと思っている点は、全て慣れで解決できるので安心してください。
念のため、私が考える発進や半クラッチ、ギアチェンジのコツもご紹介しますね。
発進のコツ
目安としては、アイドリングが1,000回転〜1,500回転だった場合、3,000回転前後までエンジンを回して、そこからゆっくりクラッチを離していくと、スムーズに発進できます。
ゆっくりクラッチを離していくと、どこかでエンジンの回転数がアイドリング時から若干落ちる所があります。
ここがクラッチが繋がって、ノークラッチから半クラッチに切り替わるポイントです。
クラッチがつながり始めるポイントを覚えてしまえば発進は難しくありません。
発進時のアクセル操作はおまけで、クラッチ操作で発進するようにしてみてください。
スロットルを開けて、エンジンの力が強くなっていれば、ちょっとの事でエンストはしません。
発進でもたつくのであれば、クラッチを離すのを少しずつ早めに調整してあげると解決します。
クラッチは、最初から一気に離すと危険です。半クラッチに繋がるタイミング(労力が伝わってエンジンの回転数が下がるタイミング)までは慎重に操作して、クラッチが繋がり出したら、少し早めにクラッチレバーの握る力を緩めるようにしてください。
ただし、発進時にフルスロットルでクラッチを一気につなぐと、後輪の空転やウイリー(前輪が浮く)するなど非常に危険です。
私が普段バイクで街乗りするときは、ふかしながら発進するとカッコ悪いですし、低燃費になるので必要最低限の動力を使って発進させています。
私は100%エンストせずに発進しろと言われれば実践できますが、普段の街乗りでは、油断をしているとたまに発進時にエンストすることもあります。
バイクに慣れていればエンストしても、すぐに再始動できるのでエンストしても、それほど気になりません。
ただし、教習所の場合は試験でエンストすると大きな減点になるので、ふかし気味で確実な発進を心がけてください。
1速から2速にギアチェンジするコツ
ギアを確実に2速に入れたら、アクセルを開けながらクラッチを離していきます。
発進時に比べて、ギアチェンジはタイヤに動力がすでに伝っている状態でギアやクラッチの負荷が少ないです。
発進時よりも、クラッチ操作が雑でも、エンストすることなくクラッチをつなげることができます。
ギアチェンジの手順は、一度クラッチレバーを完全に握って、アクセルを戻します。
そしてギアチェンジを行って、再度アクセルを開けながらクラッチレバーを離していきます。
慣れれば、クラッチを離すのと同時にスロットルを開けることができますが、慣れないうちはスロットルを早めに開けてクラッチレバーをゆっくり離してつないでいくようにしましょう。
ギア抜けする場合
そのため、1速から2速のギアチェンジ時が一番ギア抜けしやすいです。
2速にギアチェンジしようとした時に、うまくギアが入らない場合の対処法は、ギアチェンジペダルを押し上げる力を強くすることです。
一気に思いっきりギアチェンジペダルの操作をすれば、ギア抜けはしにくくなります。
教習用のバイクは、初心者だけが乗っているので、新車に比べてギア抜けがしやすいです。
ギアチェンジ操作時にうまく力が入らない場合は、靴を変えてみると効果的です。
足の甲の部分が堅い素材のスニーカーやブーツを使いましょう。
ただし靴の厚みがあると、足がギアチェンジペダルの下に入りにくくなって、逆に操作しにくくなります。
教習用のバイクに乗るときは、適度に薄くて足の甲に力が入りやすい靴が最適です。
ギア抜けを起こすのは教習車の場合、ある程度はしょうがないことです。
ギア抜け起こした時は、焦らずにクラッチレバーを握って1速かニュートラルにギアを戻してから、落ち着いてギアを入れ直しましょう。
バイクに乗っていると、今何速に入れているのか分からなくなることがあります。
教習車や新型バイクは今ギアが何速か表示される機能もついていますが、分からなくなったら、一度ギアを1速やトップまで動かして、そこから数え直して任意のギアに入れる方法もあります。
2速に入れるとガクンガクンなる
ノッキングが起こる原因は、バイクを走らせるのに十分なエンジンのパワーがないからです。
ノッキングの対処法は、スロットルを開けてエンジンの力を増やしてあげるか、少しクラッチを握って半クラッチ状態にしてあげます。
ギアチェンジのタイミングを遅くすれば、ノッキングは起こりませんが教習所の場合、無線でギアチェンジを指示されて、なおかつ教官の先導ペースで走らないといけません。
本来、半クラッチを多用して走り続けるのはバイクによくないですが、教習所の場合ノッキングが気になるのであれば、半クラッチで対処する方法が効果的です。
ノッキング状態で走るのは安定感がなくバランスを崩しやすいです。
なるべくノッキングさせずに走るように意識しましょう。
ギアチェンジのタイミング
1速はパワーがありすぎてコントロールが難しいです。
発進して時速20kmくらいを目安になるべく早く2速に入れるようにしましょう。
街乗りでは、燃費向上のために、どんどんギアを上げて乗る方法がエコ運転につながりますが、ギアチェンジが早すぎるとノッキングが起こりやすいです。
2速に入れてからは、確実にノッキングしない速度まで加速してからシフトアップするようにしましょう。
まとめ
でもまだまだ始まったばかり。
「初めてにしては思ったより乗れた」とも言えるんじゃないかな。
ちなみに頭もつかれていましたが、実は体にもきていて、後日、指や腰回り、腿周りの筋肉痛がきました。
次回の教習ではコースの距離が伸びるみたいなので、また頑張りたいです!

この記事を書いたのは、サイト運営者のマメです。
バイク初心者でVTR250に乗っています。
バイクをのんびりと楽しむのが趣味。
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