どのバイクを買うかベテランライダーに相談してみた④

こんにちは。サイト運営者の「マメ」です。
初めてのバイク購入に向けて、過去3回にわたってベテランライダーのブルさんに相談してきました。

ブルさんにオススメいただいたVTRで、ほぼほぼ決めようかとしていたのですが、VTRにガソリンメーターがないのが気になることと、GIXXERとバーグマン200がすごく気になり始めましたことから、また購入を迷い始めました。

suzukiのバイクって値段の割にすごく使いやすそうで、いいんじゃないかと。GIXXERは150だから軽そうだし、バーグマン200もビッグスクーターとしては小型軽量で使いやすそう。

私の使い方としては、「長距離のツーリングを頻繁に」「峠を攻める」「レースに出る」というのは今の所予定がなく、「近所(買い物、ジムなどへ)を走ってみたり」「高速をたまに使ってみたり」がメインになるかと思います。もしかしたら通勤で使うことになるかもしれませんが(30km弱、高速あり)。

現在の候補車種、VTR250、GIXXER、バーグマン200について、再度ブルさんに購入相談してきました。

VTR250、GIXXER、バーグマン200を比較

マメ
ブルさんこんにちは。
「いつまで迷ってるんだ」という感じなのですが、再度購入するバイク選びについて教えてください。
ブルさん
マメさんこんにちは。
はい。大切なバイクの購入選びなので納得の行くまでいくらでも相談してください。
私もバイク購入の相談を受けると、バイクを買うときのワクワク感が伝わってきて面白いです。

燃料メーターは必要か?

マメ
これまで相談した中で、最有力候補がVTRだったのですが、燃料メーターが付いていないことを知って不安になりました
燃料メーターは必要ですよね?
ブルさん
私は過去にD-トラッカーを乗っていました。バイクのカテゴリーは違いますが同じ250ccで、一時期片道30kmほどの通勤で使っていたこともありました。
私の経験上の話ですが、燃料メーターが無いことに対しては、あまり気になりませんでした

VTRについて調べてみましたが、燃料警告灯が付いているので、よほどガソリンスタンドが無い郊外に行かない限りガス欠になる心配はありません。
また、VTRのカタログ燃費は40kmです。口コミ情報を見ても荒い運転をしない限り、街乗りで実質30km以上は走りそうです。
燃料が残り1.5Lになると警告灯が付くので、目安として45km以内に給油できる環境があれば問題ないでしょう

あとは原始的な方法ですが、ガソリン満タンにしてトリップメーターをリセットして前回給油時からの走行距離を記録しておけば、次回給油時も満タンにすることで、燃費やガソリンをどのくらい消費していたかを測れます。

VTRなどミッションバイクの燃料タンクは、給油口を開ければ燃料がどのくらい入っているのか目視で確認もできます
安い原付スクーターでも必ず燃料計が付いていて、ミッションバイクは燃料計が無い車種が多いのは、目視確認できる差だと思います。

慣れてくれば、バイクにまたがって停止した状態で軽く左右に降ってガソリンが揺れる感じから、たくさん入っているのか残り少ないかくらいは見極められます。

燃料計が付いていれば、こんな原始的な方法でチェックする必要がなくなるので楽にはなりますが、バイク選びの中でそこまで重要な項目ではないように思います

購入予算があれば、250ccの方がオススメ

マメ
GIXXER(ジクサー)が候補車種に浮上してきたのですが、VTR250とどっちが良いと思いますか?
ブルさん
ジクサーでも高速道路で90km〜100kmの巡航ができるので、通勤で30km程度の距離の中で高速道路に乗る分には問題無いと思います。
ただし、VTRの方がパワーがあるので運転して楽です
重量は150cc単気筒のジクサーの方が圧倒的に軽いですが、VTRも教習車よりかは大幅に軽いので、重量はストレスになるほどではないと思います。

日本では150ccと250ccは同じ小型自動二輪に区分されて税制面や保険の料金は同一です。

VTRとジクサーを比較した場合、最大のネックになるのが価格です
新車のメーカー小売価格で見ればVTRはジクサーの約2倍で30万円ほどの差があります。
新車か中古にもよりますが、購入予算が許すのであればVTRをオススメします。

VTRを買って「もっと軽いバイクにしておけばよかった」と後悔する可能性よりも、ジクサーを買って「パワーのある250ccにしておけば良かった」と後悔する可能性の方が高いと思います。

また、スズキのバイクの信頼性とは関係なく、単純に排気量が大きいVTRの方が、バイクの耐久性が高いので必要な整備をしていけば長く乗り続けることができます。

スズキのバイクはリセールバリューが低いのが大きなネック

マメ
suzukiのバイクって値段の割にすごく使いやすそうで、いいんじゃないかと思いますが、ブルさんはどう思いますか?
ブルさん
私はGSX-R750に乗っていたことがあったので、スズキのバイクは好きです。
大型バイクでは個性派が多いですが、250cc以下のバイクは初心者向けに扱いやすさを重視したバイクが多いです。

国内4大メーカーの一つで、四輪部門は軽自動車で実績を挙げているメーカーだけあって、信頼性もほかの国産メーカーと同等以上です。
原付スクーターのアドレスVシリーズは、ほかのメーカーのスクーターより故障が少なく耐久性に優れていると評判です。

ジクサーとバーグマン200もほかのメーカーにはない、盲点をついた素晴らしいバイクだと思います。

ただしスズキのバイクを買う注意点を挙げるとしたら、売却するときに査定が安くなりやすいことです
スズキのバイクがライバルメーカーより性能面で劣っているわけではないのですが、スズキの小排気量バイクは中古市場で値崩れを起こしやすいのは昔から続いています。

もし、練習用で小さいバイクを買ってみて、慣れてきたら400ccクラスや大型バイクへ代替したいと思っているなら、新車でスズキのバイクを買うことはオススメできません。

中古購入の場合は程度が良くても相場が安いので狙い目になりますが、ジクサーとバーグマン200は新型で中古のタマ数が少ないです。
新車を買って乗り潰すまで長く乗る考えが強ければ、耐久性もあって新車値引きも積極的なのでスズキのバイクはオススメです。

実用性を重視するならバーグマン200

マメ
バーグマン200についての意見を聞かせてください。
ブルさん
スクーターとミッションバイクを比較するのは難しく、どっちの方が優れていると言い切ることはできません。
私の意見としては、200ccエンジンになるので、VTRよりパワーが劣りますが、そこまで性能差は気にする必要がないと思います。
ビッグスクーターは重量や取り回しの問題が出てくるので250ccではなく200ccの大きさにする利点も大きく、高速走行するなら150ccスクーターより楽です。

運転の楽さや荷物の積載力など実用性を重視するなら、バーグマン200が3つの候補車種の中で一番オススメです
マメさんの用途を考えるとスクーターの方がいいのかなと感じる面もありました。

あとは、どんな荷物を積むのかが重要だと思います。通勤やジムに行く場合はリュックを使うことになると思うので、VTRやジクサーでも問題ありません。
食料品など、リュックに入れることに抵抗を感じるものがあれば、シート下収納が大きく、工夫すれば足元(フロア)にも積載できるスクーターの方が使い勝手が良いです。

スクーターは運転が楽ですが、ミッションバイクでも購入すれば慣れるので、懸念する必要はないと思います
シート下、フロントボックスの収納の必要性について、再度考えて検討してみてはいかがでしょうか?

もう一点アドバイスをするとしたら、日帰りツーリングへの興味があればVTR250がオススメです。
1人で流すソロツーリングならバーグマン200でゆったりマイペースで走って、ちょっとしたお土産をシート下収納に入れて帰ってくるのもありだと思います。
しかし、ツーリングチームに入ったり、身近な仲間とマス(集団)ツーリングに行くことに興味があれば、ミッションバイクの方が楽しく遊べます。

バイクを遊び道具やストレス解消のツールではなく、通勤、買い物、ジム通いだけを目的にするなら、バーグマン200にするのが一番無難な選択だと思います。

マメ
参考になりました。
ありがとうございます。

こちらの記事もあわせてどうぞ

初心者「マメ」の「バイクはじめました!」のコーナー
バイク初心者の「マメ(私)」が、バイクの免許取得とバイク取得に挑戦します。バイク購入やバイクの乗り方なども紹介。
初心者「マメ」の「バイクはじめました!」のコーナー
バイクの基礎知識
バイクを持つ前・持っているときに知っておきたい初歩的な知識、バイクを購入するときに知っておきたいこと、バイクを手放すときに知っておきたいことを紹介しています。
バイクの基礎知識
バイクの最新ニュース
バイクの新型モデル情報、バイクグッズや法律動向などバイクに関わるバイク業界関連情報、バイクレース情報の最新ニュースを紹介しています。
バイクの最新ニュース
バイクを売るコツ
バイクを売るコツをつかめば、早く売る、高く売る、簡単に売るなど自分の希望に応じた売り方を選ぶことができます。
「バイクを売るコツ」はこちら
どの買取業者に売るかお悩みの方へ
どこの買取業者に売るかで迷ったら、当サイトのおすすめ買取業者をご参考下さい。 みんながどこでバイクを売っているか、買取業者利用アンケートも紹介しています。
「おすすめのバイク買取業者」はこちらで紹介

コメントを残す

;
サブコンテンツ

ページの先頭へ