スズキ ブルーバード400の特徴と買う・売る時のポイント

ブルーバードと聞くと、単純に「青い鳥」をイメージしますが、大通り(ブールバール)を意味する語源になっていて都会的なイメージから命名されました。英語的な発音で表現すると「ブゥルヴァード」フランス語表記では「Boulevard」になり、青い鳥にあたる「Bluebird」の表記は間違いになります。

メーカーからは、カタログではカタカナ表記で統一していますが、エンブレムでは「BOULE VARD」と印字されています。

vz400
出典:http://www1.suzuki.co.jp/motor/

スズキ ブルーバード400の特徴

車種名 ブルーバード400
メーカー スズキ(SUZUKI)
排気量 399cc
エンジン形式 水冷4ストロークV型2気筒 / SOHC4バルブ
燃費 国土交通省届出値33.0km
トランスミッション形式 常噛5段リターン
クラッチ形式 湿式多板コイルスプリング
燃料供給方式 フューエルインジェクション
フレーム形式 ダブルクレードル
車両重量 267kg
乗車定員 2名
最高出力 24kW(33PS)/8,000rpm
最大トルク 33Nm(3.4kgm)/6,000rpm
新車価格 864,000円〜
中古車相場 40万円〜65万円
中古車買取相場 20万円~35万円

ブルーバード400の相場情報・中古販売価格の推移

2010年のビキニカウル装着以降は人気が高いので高値水準で流通しています。新車販売台数が少ない車種なのでタマ数が少ないです。

高年式の国産アメリカンで倒立フォークなどスポーティーな装備が評価されて、プレミアムが発生しています。エンジンの信頼性に欠けるので走行距離が多いと売る時の査定減点が大きくなります。

スズキ ブルーバード400の評価

近所の街乗り  ★★☆☆☆
通勤・通学   ★★☆☆☆
ツーリング   ★★★★★
峠・サーキット ★★★☆☆
足着き性    ★★★★★
扱いやすさ   ★★☆☆☆
タンデム    ★★★★★
カスタム性   ★★★★☆

ブルーバード400は2005年に発売されたアメリカンバイクです。スズキからは同じ400ccクラスでイントルーダーがラインナップされていますが、水冷Vツインエンジンを搭載している事が最大の特徴です。先に発売されていたブルーバード800と共通のフレームを利用して、アメリカンながら倒立フォークを採用しショートフェンダーでスポーツ性能を重視したモデルです。国産の400ccアメリカンの中ではコーナリング性能が高いバイクです。

2010年にモデルチェンジを行いビキニカウルを装着するなど外観を一新させて、純正でシングルシートを用意するなど、カスタムベース車両としても人気の車種です。同じスズキのイントルーダーと比較すると、水冷エンジンや倒立フォークなどスペックが充実していて価格差が1万円程なのでコストパフォーマンスが高いです。

ただし、迫力ではイントルーダーの方が優っている点と、スペックが高くなった事で優等生の印象が強まり、スズキのアメリカンならではの乗り味が薄れている面もあります。最終的には外観の好みで、どちらを選ぶか判断する事がオススメです。

スズキのアメリカンバイクは加速性能が高いと評判も良かったのですが、2016年を持ってブルーバード400を含む、スズキの全アメリカンバイクが生産終了になりました。

スズキ ブルーバード400の新車値引き・カスタム

ブルーバード400は、水冷エンジンや倒立フォークなど、コストがかかっている事もあり、同じ400ccアメリカンのイントルーダーよりも値引き枠は少ないかったです。
それでも格安販売店なら20万円前後の値引きをしているケースもありましたが、生産終了のニュースとともに、値引きを引き締める動きが広がりました。

現在は新車の在庫が残り数台になっています。10万円前後の値引きをしているケースもありますが、在庫を見つけたら他店との価格の比較はせず、すぐに在庫を押さえましょう。

400ccモデルの中でもカスタムの人気が高い車種で、スポーツアメリカンの方向にカスタムしていくのが定番です。ノーマルでも高級感が高く満足して乗れます。

スズキ ブルーバード400の中古バイク・買取情報

人気・査定額 ★★★★☆
タマ数    ★★☆☆☆
カスタム比率 ★★★☆☆

400ccのアメリカンはイントルーダーやヤマハのドラッグスターなどの迫力があるバイクが人気で、初心者が手を出すケースが多いです。ブルーバードはカスタム好きな方など、クラシックスタイルのアメリカンでは物足りないという玄人が好むバイクで、手放すユーザーも少なく中古は全体的に程度が良いです。

ただし、ここ数年はさらに中古のタマ数が減少傾向になってきています。気になる中古を見つけたら、多少割高に感じても積極的に購入を検討しましょう。

生産終了になりましたが、400ccのアメリカンバイクではスポーティーさや装備の豪華さがトップクラスです。今後も中古相場が崩れることはなく、買取価格も安定して推移していくでしょう。

スペックや現在の中古市場の評価を考えると、今後プレミア価値が発生する可能性も感じます。スズキの中ではリセールバリューが高い車種だと評価しています。

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