カワサキ Z1000の特徴と買う・売る時のポイント

Z1000はZX-10Rをベースにした本格ストリートファイターです。Z1000の車名がつくバイクでは、1977年発売のZ1000A、1981年発売のZ1000Jがありますが、コンセプトの異なる旧車です。

現行モデルのZ1000は、Z1000J生産終了から20年後の2003年に、当時のフラッグシップモデルのZX-9Rをベースにした派生モデルとして登場しました。2003年から2006年モデルを1型、2007年にフルモデルチェンジした2型、2010年発売の3型、2014年発売の4型(現行モデル)と進化してきた歴史があります。

長年、海外モデルとして販売してきましたが、2017年4月15日よりZ1000ABSとして国内モデルが発売しました。(2017年9月15日にZ1000へ車名変更、ABSは標準装備)

現行モデルのベースになっているZX-10Rは、リッタークラススーパースポーツの中でも、レーサーマシンに近く扱いにくい上級者向けのセッティングです。Z1000は最高出力141PSに出力を抑えただけではなく、ZX-10Rのエンジンをベースにボアアップを行い1,043ccにしたことで中低速トルクを太くしています。

サスペンションはSFF-BP(セパレートファンクションフォーク-ビッグピストン)と、ホリゾンタルバックリンクリヤサスペンションを採用して、街乗りを含めてあらゆる場面で快適に乗れるセッティングです。

カワサキは下位モデルにZ900が控えていることもあり、Z1000はツーリングもこなせる快適なライディングポジションを確保しつつ、サーキットも楽しめる高いコーナリング性能も追求したZシリーズのフラッグシップモデルです。

カワサキ(Kawasaki)Z1000の特徴や買取相場を紹介しています。

Z1000の特徴まとめと買取相場

メーカー カワサキ(Kawasaki)
車名 Z1000
タイプ ネイキッド
全幅 790mm
軸距 1440mm
重量 221kg
燃料タンク容量 17L
エンジン 水冷4スト並列4気筒DOHC4バルブ
排気量 1043cc
最高出力 104kW(141PS)/10,000rpm
最大トルク 11.3kg-m/7800rpm
変速機 変速機6段
燃費 国土交通省届出値23km
中古車相場 60万円〜110万円
想定売却価格 35万円〜90万円

存在感抜群のスタイリング

リッタークラススーパースポーツの直系にあたるストリートファイターバイクは、2017年にヤマハ・MT-10、2018年にホンダ・CB1000Rが国内モデルを発売して盛り上がっているカテゴリーです。新発売した2車種は個性的なルックスで圧倒的な存在感を放っています。

Z1000は2014年モデルをベースにしているので古さを感じますが、スタイリングの迫力や個性ではライバルに負けていません。ヘッドライトはメーターよりも低い位置に取り付けたカウリングタイプで、ライダーへの防風性能のないスタイリングに特化したものです。

コンセプトモデルのSugomiデザインを採用したモデルで、最新モデルに比べてもデザインの古さは一切なく先進性を感じられます。ストリートファイターらしく、攻撃的な燃料タンクからは、サイドカウルからリアカウルまで繋がった躍動感のあるデザインで、4本出し風マフラーが高い存在感を出しています。

アンダーカウルやボディカラーと合わせた緑のホイールリムなど、デザインにこだわったモデルで、スタイリングに惚れ込んで選ぶ方が多いです。

電子制御が少ないお得な価格設定

Z1000は2014年発売の海外モデルをベースにしていて、構造的にはライバル車種より古いです。トラクションコントロールなど電子制御が少ない分、高いエンジンスペックを誇りながら、販売価格はMT-10、CB1000Rより50万円前後安いです。

排気量を高めてマイルドな設定になっていますが、パワーモードの変更もないので、スロットルを一気に回してフルスロットルにすると、ホイールスピンを起こして転倒するリスクがあります。

扱いやすさは電子制御の充実した最新モデルに劣りますが、適切な体重移動とスロットル操作をできれば、電子制御は不要と考えている上級者からは支持されています。リッタークラスSSをベースに電子制御なしは、現行モデルの中では攻めたパッケージングですが、価格設定の安いメリットがあります。

ライバルとの価格比較
Z1000:1,150,200円
MT-10:1,674,000円
CB1000R:1,636,200円
Ninja1000:1,274,400円

扱いやすさを求めるならNinja1000

ZX-10Rをベースにした派生モデルでは、Z1000のほかにNinja1000があります。見た目はフルカウルのNinja1000の方がスポーティーで、エンジン・フレームは共通ですがセッティングが大きく違います。Z1000はノンカウルの中でもコーナリング性能を重視したスポーティーなモデルで、峠やサーキットでコーナーをガンガン攻めたい方にオススメです。

NInja1000はZ1000をベースにフルカウルを付けた派生モデルです。ファイナルのギア比を変えるなど、ツーリング性能を重視しています。Ninja1000は、トラクションコントロール、パワーモード、IMUを装備しているので、扱いやすさを兼ね備えています。

Z1000は最低限の電子制御に抑えたストイックなパッケージングながら、国内モデルとして販売していることを評価できます。時代に逆行していることから、ライバルより安い価格設定でも販売台数は伸びていませんが、中級者以上のコアなファンからパッケージングとセッティングを高く評価されている車種です。

Z1000の買取相場

車名 排気量 買取相場
Z1000 1043cc ¥552,334
Z1000R 1043cc ¥708,667
Z1000R-2 1043cc ¥720,667
Z1000MK2 1043cc ¥1,528,000
Z1000J 1043cc ¥544,000
KZ1000J 1043cc ¥500,000

相場金額の算定にあたっては、買取最高額と最低額の平均値をとっています。そのため、この金額よりも高いものもあれば低いものもあります(年式や状態によって金額は異なるので)。 上記の金額は目安程度にご覧頂き、実際に無料査定にかけてみましょう

カワサキ Z1000の評価

近所の街乗り  ★★☆☆☆
通勤・通学   ★☆☆☆☆
ツーリング   ★★★★☆
峠・サーキット ★★★★☆
足着き性    ★★★☆☆
扱いやすさ   ★★☆☆☆
タンデム    ★★☆☆☆
カスタム性   ★★★☆☆

ライバル車種に比べるとトラクションコントロールとパワーモードのない分、扱いにくいです。サスペンションもスポーツ性能重視の固めになっていますが、Ninja1000とは違いリアサスペンションの減衰圧調整を簡単に行えるようになっています。

あくまでもカテゴリーはストリートファイターなので、バーハンドルによる楽なライディングポジションで、ストリートでも快適に走れるパッケージングです。はじめて購入する大型バイクにはハードルの高い車種ですが、100馬力オーバーのバイクに乗っていた経験があれば問題なく乗りこなせます。

コーナリング性能が高いので峠好きの方に選ばれている車種です。サーキットでも高い走行性能を発揮しますが、ノンカウルなので大きなサーキットでは空気抵抗がネックになります。ショートコースやジムカーナーなど最高速の出ない競技用バイクに向いています。

時代の背景を考えると、次回のモデルチェンジではトラクションコントロールを追加して大幅値上げをする可能性があります。現行モデルの中では割安感のあるパッケージングなので、新車購入を検討している方はモデルチェンジや国内販売の最新情報を常にチェックしておくと良いでしょう。

ストリートファイターで扱いやすさを求めるのであれば、2018年3月に国内販売を開始した弟分のZ900をおすすめします。

カワサキ Z1000の新車値引き・カスタムに関して

カワサキプラザ店など正規ディーラーでは原則値引きなしの販売を行っています。一部でディーラーではない小規模業者が、注文販売を含めて10万円弱値引対応しているケースがあります。

スポーティーな車種ですが、カスタムの需要は低いです。純正マフラーの評判が良いことや国内発売したのが2017年で、アフターパーツの少ないことが関係しています。よりハイスペックを求める方は、ブライトより販売しているR EDITIONをオススメします。

国内発売後も逆輸入車が人気!?お得なZ1000 R EDITIONとは

カワサキの海外モデルを輸入販売するブライトは2018年モデル、2019年モデルも引き続きR EDITIONに限定してZ1000の販売を継続しています。
Z1000 R EDITIONの特徴は以下のとおりです。

・量産車に装備可能な最高峰のブレンボ製ブレーキシステムを装備
・オーリンズ製リヤサスペンションを装備
・黒×グレーを基調に細部のデザインにもこだわった専用カラー
・ブライト価格は1,420,200円(国内モデルのZ1000より約27万円アップ

価格は高いですが、足回りを大幅に強化しているのでお得なパッケージングです。一部の業者が常時10万円ほどの値引きをしているケースがあります。サーキットでタイムを出したい方はR EDITIONも併せて検討してみてください。

中古バイク・買取情報

人気・査定額 ★★★★☆
タマ数    ★★☆☆☆
カスタム比率 ★★☆☆☆

2014年式以降の現行モデルは高値で流通しています。国内販売から1年が経過して、タマ数が増えれば中古相場が安くなる可能性があります。売却を検討している方は早めの対応をオススメします。

安く中古を買いたい方は2013年以前の型落ちモデルをオススメします。海外モデルなのでタマ数は少ないですが、50〜60万円台で程度の良い中古を購入できます。もう少し待てば現行モデルも割安な中古が増えてくるかもしれません。

スポーツ性能の高いモデルですが、カスタム需要は低いです。フェンダーレスキットやハンドルなど軽微なカスタムが中心で、査定時にはカスタムを高く評価される傾向があります。

2017年に国内販売を開始しましたが、モデル自体は2014年に登場しています。今後はトラクションコントロールなど電子制御の充実した新型の登場する可能性があるので、売却を検討している方は最新のモデルチェンジ情報もチェックしてみてください。

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