Ninja250 (2018年式)の特徴と買う時、売る時のポイント

カワサキの250ccスポーツバイク「Ninja250」が、2018年2月1日にフルモデルチェンジをしました。先代より7kgの軽量化と、クラストップレベルの37PSの最高出力で、大人気の250ccスポーツバイク市場をさらに盛り上げてくれそうです。

Ninja250は2008年に発売し、250ccスポーツバイクブームの火付け役にもなったバイクです。初代・2代目と、手頃な価格で楽しめるフルカウル250cc2気筒バイクとして、スタイリングと乗りやすさ、安定感を売りにしていました。ここ最近はヤマハの「YZF-R25」や、ホンダの「CBR250RR」といった、パフォーマンス性を追求した車種に人気が集まり、モデルチェンジを求める声も高まっていました。

2018年モデルの3代Ninja250は、エンジン・フレームともに新開発して、クラストップの37PSに7kgの軽量化を行い、走行性能を大幅に向上させています。さらに価格は約63万円に抑え、純正では街乗りの快適性を重視した仕様にまとめています

また、ちょっと手を加えればレースでライバルとも勝負をできる戦闘力を兼ね備えています。大幅馬力アップで生まれ変わった、2018年250ccスポーツバイク最注目車種と言えるでしょう。

Ninja(ニンジャ)250 (2018年モデル)の特徴

車種名 Ninja250
メーカー KAWASAKI (カワサキ)
排気量 248cc
発売時期 2018年2月1日
エンジン形式 水冷4ストローク並列2気筒/DOHC4バルブ
燃費 国土交通省届出値37.0km
トランスミッション形式 常噛6段リターン
クラッチ形式 湿式多板
燃料供給方式 フューエルインジェクション
フレーム形式 トレリス
車両重量 166kg
乗車定員 2名
最高出力 27kW(37PS)/12,500rpm
最大トルク 23Nm(2.3kgm)/10,000rpm
新車価格 629,640円(青)/640,440円(黒×赤、KRTエディション)
中古車相場

クラストップレベルのハイパワー

Ninja250が発表された当時は、39PSでCBR250RRの38PSを抜いてクラストップになることで注目を集めました。しかし、国内仕様は37PSに留まっています。海外仕様のNinja250の最高出力は39PSになっていますが、カタログスペックの違いは測定方法の違いです。

どうせなら、国内仕様もクラス最速の肩書きを欲しいところでしたが、パワーに関してはNinja250の国内仕様・海外仕様は、CBR250RRとほぼ同等と評価できます。新型Ninja250は徹底してパワーを出してから最適化する方法で開発し、先代の31PSから6PSアップしました。

高回転になるに連れてパワーも出てくるフィーリングで乗っていて楽しく感じられ、中低速域のパワーも大幅に向上して、街乗りやタイトなコーナーでの走行性能も高まっています。7kgの軽量化とキャスター角の見直しによって、切り返しや初期旋回能力も向上し、スポーツ性が高くキビキビとした走りを手に入れてます。

街乗り、ツーリングも快適

Ninja250は、先代よりスポーツ性能を大幅に向上させていますが、CBR250RRのような本気仕様ではありません。見た目はNinjaシリーズの血統にふさわしいスポーティーな仕上がりですが、ハンドルは高めでライダーの手前になるので楽な前傾ポジションです。

フロントフォークは正立式を採用していて衝撃吸収に優れています。スイングアームの剛性バランスやキャスター角、前後タイヤにかかる負荷荷重の割合も見直されて、タイヤの接地感は掴みやすく、サーキットではタイヤの限界まで安心して使えます。

新型Ninja250の注目装備

・新採用されたLEDヘッドライト
・ZX-10Rのデザインを応用したLEDテールランプ
・Ninja650タイプの大型アナログタコメーターと液晶パネルを組み合わせたメーター
・H2のデザインエッセンスを取り入れたカウル
・タンデムシート下にある2段構造の小物収納&ETCスペース
・ニッシン製ユニットの小型で軽量なABS(新型より標準装備)

流行の装備や上位モデルのデザインを取り入れて、最新モデルらしいパッケージングになりました。ABS標準装備で約63万円は、納得出来る価格設定です。CBR250RR(75万6千円)よりも12万円以上安いです。

KRTエディションとは

KRTエディションは、SBK(スーパーバイク世界選手権)で活躍する「KAWASAKI RACING TEAMのZX-10RR」のカラーリングを採用したモデルです。カラーリング以外は通常グレードと共通になっていて、パッションレッド×メタリックフラットスパークブラックと同じ価格設定です。

青に比べてプラス1万円でグラフィックデザインにできるのも新型ニンジャの魅力です。

カワサキ Ninja250の評価

エンジン・シャーシともに新開発しただけあって、街乗りから峠・サーキットまで幅広いシーンで使いやすくなりました。250ccの並列2気筒エンジンなので維持費も安く、通勤・通学で距離を乗る使い方にも適していますし、ポジションが楽なので長距離ツーリングも楽しめます。

ノーマルのポジションや足回りはマイルドな設定なのでカスタム性もあります。デザインも大幅に改良されたのでカスタムベースとしての需要もありそうです。スペックや装備、仕様を見る限り欠点はほとんど見当たらず、価格設定もコストパフォーマンスの良さを感じられます

クラス最速の称号は狙っていない

250ccスポーツバイクのクラス最速はホンダのCBR250RRです。エンジン出力だけではなく、CBR250RRはスロットルバイワイヤシステムの採用によるパワーモードの選択機能、倒立フォークや剛性重視のダイヤモンドフレームなどもあり、サーキットを速く走るならNinja250よりCBR250RRの方が有利です。

しかし、コーナリングも含めて性能差はごく僅かです。プロのレーサー同士が競争すればCBR250RRの勝つ確率は高くても、峠やサーキットの走行会イベント程度であれば乗り手の腕次第でCBR250RRより速く走れますし、明らかな性能差は感じないでしょう。

本気でモータースポーツを楽しんだり、ワインディングだけを重視したい人にはCBR250RRをオススメしますが、バリバリ走りたい人は全体のごく一部です。Ninja250は本気で速いバイクを作ろうとしていなく、あくまでも乗りやすさを重視して免許を取って間もない人や、ゆったりツーリングしたい人が乗っても満足できる仕様にまとめています

価格設定もリーズナブルで、装備やスペックと価格のバランスが良いです。

カワサキ Ninja250の新車値引き・カスタムに関して

先代のNinja250もほとんど新車値引きなしで販売していました。大規模なフルモデルチェンジをしたので、今まで以上に値引き交渉は厳しいでしょう。車両価格の値引きではなく用品サービスで交渉してみる価値はありそうです。

安く買いたい場合は夏頃まで待って、店頭在庫の値引き販売をGoo-Bikeやバイクブロスで探してみると良いでしょう。

カスタムについてはスポーツ性能が高まったことで先代以上に高い需要を期待できそうです。各アフターパーツメーカーも積極的にNinja250用パーツを開発していくでしょう。車体はNinja400と共通で部品の汎用性も高いため、社外パーツを作りやすい車種です。

中古バイク・買取情報

初代・2代目とヒットしてきた車種で中古のタマ数は豊富です。中古市場でも人気が高く、スタイリングの評判も良いため高値で維持しています。フルモデルチェンジで大幅に進化したので、型落ちは今後買取価格の下落する可能性が高いです。売却を検討している方は早めに行動すると良いでしょう

型落ちモデルの場合は排気量以上に見える迫力ある外観が人気の要因です。スペック面では最新モデルと大きな差ができましたが、ある程度の水準で中古相場は下げ止まる見込みです。できれば新型をオススメしたい車種ですが、走行性能よりも見た目の大きさや迫力を重視したい方や、社外パーツでカスタムしたバイクに乗りたい人は中古で探してみても良いでしょう。

今後も中古のタマ数は増えていく見込みなので、条件にあった中古を探してみてください。

おわりに

もし、初めてバイクを買う人から、250ccのスポーツバイクでオススメ車種を聞かれたら「Ninja250」をおすすめしたいです。走行性能、価格、スタイル、扱いやすさなど幅広い面で優れていて総合力の高いバイクです。

もし、私自身が250ccのスポーツバイクを買うなら、予算が許すことを条件にCBR250RRを欲しいと思います。私の場合は、スポーツバイクならサーキットを走りたいので、足回りの性能もそうですが、出れるレースや競技向けのパーツ、セッティングの情報は、ホンダのCBR250RRの方がメリットが大きいからです。

GSX250RやYZF-R25、CBR250Rにも、それぞれのメリットがありますので、自分の気に入いったバイクを探してみてください。Ninja250は万能で、初心者から上級者まで満足できる1台です。激戦の250ccスポーツバイクの中でもシェアを拡大するでしょう。

カワサキはZ900RSも好調で2018年の国内販売シェアは2017年より大きく伸ばしてきそうです。

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