カワサキ Ninja ZX-10Rの特徴と買う・売る時のポイント


2018モーターショー、カワサキブースの展示

Ninja ZX-10Rは、カワサキのリッタークラススーパースポーツです。ライバルはCBR1000RR、YZF-R1、GSX-R1000など各メーカーが威信をかけて開発しているカテゴリーです。

ライバルメーカーは競技専用バイクで行われる、Moto-GPのレースで培った技術をフィードバックして開発しているのに対して、カワサキは市販車によって行われるWSBK(スーパーバイク世界選手権)で勝つためにZX-10Rを開発しています。

現行モデルは2016年にフルモデルチェンジを行い、2017年、2018年に新型を投入したCBR1000RR、GSX-R1000と同等以上の評価を受けています。装備の特徴はSBKカワサキレーシングチームと同じシステムの、ショーワ製のバランスフリーフロントフォークを市販車として初採用している点です。

これにより、リアサスペンションのように別体式タンクを備えていて、コーナー侵入前のブレーキングで安定した挙動を確保できます。オーリンズ製の電子制御ステアリングダンパー、ブレーキはブレンボ製でブレーキマスターはセミラジアルタイプ、キャリパーはモノブロック構造のラジアルマウントタイプを採用するなど、限りなくレーサーに近い仕様です。

公道を走れるモデルは海外仕様のみで、国内向けにはレースベース車の販売を行っています。通常グレードと上位モデルのZX-10RRには電子制御サスペンションの搭載はなく、スーパースポーツを扱いやすく乗れることよりも、サーキットを速く走ることにこだわった本格派ピュアスポーツです。

カワサキ(Kawasaki)Ninja ZX-10Rの特徴や買取相場を紹介します。

Ninja ZX-10Rの特徴まとめと買取相場

メーカー カワサキ(Kawasaki)
車名 Ninja ZX-10R
タイプ スーパースポーツ
全幅 715mm
軸距 1425mm
重量 204kg
燃料タンク容量 17L
エンジン 水冷4スト並列4気筒DOHC4バルブ
排気量 998cc
最高出力 210ps/13000rpm
最大トルク 11.4kg-m/11500rpm
変速機 変速機6段
燃費 16km/L程度
中古車相場 58万円〜200万円
想定売却価格 30万円~145万円

Ninaj ZX-10Rシリーズ一覧

・ZX-10R
価格:2,208,600円
特徴:ベースグレードですが、足回りにこだわり完成度の高いパッケージング

・ZX-10R KRTエディション
価格: 2,224,800円
特徴:KRT(カワサキレーシングチーム)の専用グラフィックカラーを採用。その他装備は通常グレードと同じ

・ZX-10RR
価格:2,532,600円
SBK仕様と同様のエンジンチューニングを行い、マルケジーニ製の専用鍛造ホイール、クイックシフト、高性能タイヤ、シングルシートなどを採用したハイスペックモデル

・ZX-10R SE
価格:2,856,600円
特徴:シリーズ初の電子制御サスペンション搭載の上位モデル。先進技術を惜しみなく投入し、マルケジーニ製の専用鍛造ホイールをはじめ装備も充実

・ZX-10R レースベース車
価格:1,782,000円
特徴:登録書類のないサーキット専用モデル。ABSを装着したピュアレース仕様。発売と同時に早期完売する人気モデル

カワサキ Ninja ZX-10Rの評価

近所の街乗り  ★☆☆☆☆
通勤・通学   ★☆☆☆☆
ツーリング   ★★★☆☆
峠・サーキット ★★★★★
足着き性    ★★☆☆☆
扱いやすさ   ★★☆☆☆
タンデム    ★★☆☆☆
カスタム性   ★★★☆☆

クラス最強の呼び声が高いスーパースポーツバイクですが、上級者にしかオススメできない扱いにくいバイクです。レースで勝つことを目的に開発されているので、シート高835mmに窮屈なライディングポジション、固めのサスペンション設定です。

トラクションコントロールやパワーモードによって、公道を乗れないほどのジャジャ馬ではありませんが、ライバル車種に比べても快適性の少ないバイクです。サーキットやレースで使う分には高いポテンシャルを持っていますが、プロレベルのライダーに最適化する設定になっていて、通常グレードでもレーサーに近い設定です。

スポーツ走行や草レースに出場する程度のレベルだと、セッティングを上手に出すことができず、他の車種に比べて遅く感じてしまうこともあります。しっかりしたレーシングチームに所属して、ライダーとコースに最適化したセッティングをすることで実力を発揮できるバイクです。

初心者、中級者は他の車種から乗り換えてサーキットのタイムを落としてしまうこともあります。購入者は主にレーシングチームに所属しているか、カワサキやZX-10Rのブランドやスタイリングに憧れて、乗り心地や扱いやすさを多少は妥協してでも公道をカッコよく乗りたいと思っている人です。

カワサキ Ninja ZX-10Rの新車値引き・カスタムに関して

逆輸入車でブライトによる販売なので、基本的に値引きはありません。国内ディーラーで買えるレースベース車も値引きなしの定価販売になります。国産の中でもベースグレードが高く、装備の充実している車種です。安く新車を買いたい人にはオススメできません。

レーサーマシンに近い特性を持っているので、ノーマルのままサーキットを走っても満足のいく走行性能を実感できます。2017年モデルよりZX-10RRを発売されたので、レース用にカスタムしたい方は上位グレードを選びましょう。

ノーマルのままでもスペック、装備は問題ないですが、足回りとエンジンのセッティングが重要です。コテコテのカスタムする人は、バーハンドルをつけたネイキッド仕様やロングスイングアームを合わせてドラッグ仕様にするなど、派手でサーキットを速く走ることを犠牲にしたカスタムが多いです。

中古バイク・買取情報

人気・査定額 ★★★★★
タマ数    ★★★☆☆
カスタム比率 ★★★☆☆

2004年にZX-9Rの後継車種として発売された歴史を持ち、発売期間が長いので中古バイクのタマ数が多いです。現行モデルになると極端に相場が高くなります。購入を検討している方はブライトの新車購入と比較検討してください。

SBKでの実績に憧れて情報収集をせずに買って、扱いきれずにすぐに売ってしまう方もいます。現行モデルを中古で買うには200万円前後の予算が必要になります。

上級者向けの車種ですが、カワサキやクラス最速のブランドと称号を好んで買う人が多いです。中古も同様にカワサキブランドやSBKでの実績に惚れ込んで購入する人が多いです。

型落ちになっても買取相場は高い水準を維持しているので早期売却する必要はありません売り時は自分のタイミングで決めてください。型落ちになると、マフラー、足回りなどのカスタム需要が高くなります。

おわりに

ZX-10Rはクラス最速だと高評価するメディアもいますが、レース趣向の高い車種で扱いにくさがあることを覚えておきましょう。私はGSX-R750でサーキット通いをしていた経験がありますが、おそらくZX-10Rを乗りこなすことはできません。

ライバルメーカーは上位グレードの定番装備にしている電子制御サスペンションをZX-10RRに採用せず、エンジンチューンと足回りの強化のみでZX-10RRを発売したことにカワサキの信念を感じます。激戦区のリッタークラススーパースポーツの中でも、硬派なイメージとメーカーのこだわりを感じられるパッケージングです。

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