ホンダ GROM(グロム)の特徴や買う・売る時のポイント

ホンダ GROM(グロム)は12インチのタイヤで、見た目は大柄な成人男性が乗ると小さすぎるイメージを抱く人がいます。実際に一般的な単車を乗ってきた人であれば窮屈に感じますが、慣れてしまえばそれほど苦になるポジションではありません。

逆に一度グロムの楽しさにハマってしまうと、抜け出せなくなるような中毒性があります。この辺は現在も中古でプレミア価格で取引されている通称エヌチビことNSR50に共通している部分を感じます。

2016年6月にマイナーチェンジを行い、LEDヘッドライトの採用をはじめスタイリングが変更されて、ホンダの2輪車では初のリトラクタブルキー(折りたためる鍵)が採用されました。

カスタムの要素も高く、2ストバイクとは違い街中でもストレスなく走る事ができる万能性も兼ね備えています。
グロムの外見に否定的なイメージを持っている人もいますが、小さいバイクだからこそのメリットがたくさん詰まっているバイクです。


出典:https://www.honda.co.jp/motor/

ホンダ GROM(グロム)の特徴

ホンダ GROM(グロム)のスペック表
車種名 GROM(グロム)
メーカー ホンダ(HONDA)
排気量 124cc
エンジン形式 空冷4ストローク単気筒/OHC2バルブ
燃費 国土交通省届出値62.7km
トランスミッション形式 常噛4段リターン
クラッチ形式 湿式多板コイルスプリング
燃料供給方式 電子式〈電子制御燃料噴射装置(PGM-FI)〉
フレーム形式 バックボーン
車両重量 104kg
乗車定員 2名
最高出力 7.2kW(9.8PS)/7,000rpm
最大トルク 11Nm(1.1kgm)/5,250rpm
新車価格   345,600円
中古車相場 23万円〜32万円
想定売却価格 8万円〜20万円

グロムの相場情報・中古販売価格の推移

ブルさん
格安販売店の新車は車両価格30万円以下です。割安感のある中古かカスタム済みで程度の良い中古が狙い目です。


ブルさん
高年式車両の買取相場が緩やかに上昇しました。モンキー125やCB125Rなど125ccミッションバイクのラインナップが増えていますが、グロムは中古市場で安定した需要を確保しています。

■年式ごとのグロムの相場情報・中古販売価格

年式 調査年月 販売件数(件) 販売価格(万円) 想定買取相場
~14.9万円 15万円~ 20万円~ 25万円~ 30万円~ 最安 最高
2013年式 19年09月 0 5 29 9 3 18.2 39.8 5~17万円
2014年式 19年09月 0 0 27 17 2 20.8 34.8 5~17万円
2015年式 19年09月 0 1 20 8 1 19.9 32.0 6~18万円
2016年式 19年09月 0 0 4 30 1 22.5 32.1 10~18万円
2017年式 19年09月 0 0 0 24 1 25.8 33.3 11~19万円
2018年式 19年09月 0 0 0 7 2 27.8 31.9 12~19万円
2019年式 19年09月 0 0 0 1 1 29.1 32.1 12~20万円

■年式ごとのグロムのピックアップ中古情報

年式 調査年月 ピックアップ中古情報1 ピックアップ中古情報2
2013年式 19年09月 距離0.8万km、ノーマル、19.9万円 距離0.4万km、社外マフラー、25.0万円
2014年式 19年09月 距離2.2万km、社外マフラー、21.9万円 距離0.5万km、ノーマル、26.8万円
2015年式 19年09月 距離1.0万km、社外マフラー、22.8万円 距離0.5万km、ノーマル、28.9万円
2016年式 19年09月 距離1.6万km、軽カスタム、22.8万円 距離182km、ノーマル、28.5万円
2017年式 19年09月 距離0.6万km、ノーマル、25.8万円 距離0.3万km、社外マフラー、29.8万円
2018年式 19年09月 距離0.4万km、ノーマル、28.9万円 距離242km、ノーマル、28.9万円
2019年式 19年09月 距離74km、ノーマル、29.1万円 距離20km、ノーマル、32.1万円

ホンダ GROM(グロム)の評価

近所の街乗り  ★★★★★
通勤・通学   ★★★★★
ツーリング   ★★☆☆☆
峠・サーキット ★★★★☆
足着き性    ★★★★★
扱いやすさ   ★★★★☆
タンデム    ★☆☆☆☆
カスタム性   ★★★★☆

ホンダ GROM(グロム)は、2013年に新発売した125ccのミニバイク風のミッション車です。歴代のバイクで言えばKSRが一番近い要素があり、ホンダのラインナップではこれまでにない位置づけになります。コンパクトと小回りを重視して12インチのホイールと倒立フォークを組み合わせて、非常に見た目をコンパクトにまとめているのが特徴です。

生産はタイホンダで全世界に向けたグローバルモデル。国外ではMSX125の車名で販売されています。原付2種のカテゴリーの範囲内でとにかく遊び心を追求したバイクです。見た目の通り住宅街でもスイスイ走れる取り回しが魅力でタイトなコーナーを軽快に曲がる事ができます。荷物の積載性は少なく買い物などには適しませんが、コンビニまでの足や通勤、通学用からレースベース車まで幅広い活用方法があります。

価格設定も一般的な原付2種スクーターにプラスアルファの値談で、新開発のスチール製モノバックボーンに前後ディスクブレーキ、ワイドタイヤなど本格的な装備が揃っているのでコストパフォーマンスも高いです。

若者をターゲットにしたデザインやコンセプトになっていますが、若い頃は峠や長距離ツーリングを楽しむなど過去にバイクにどっぷり浸かっていたけど、家族ができてバイクに乗る時間がなくなってしまったような往年のライダーが、ちょっとした足のバイクで選ぶケースも多いです。

新車値引き・カスタムに関して

新車値引きの相場は3万円前後です。格安販売業者では7~10万円ほどの値引きで店頭販売しているケースもあります。一部ではモデルチェンジ前の旧型の在庫を安く売っているケースもあります。安い新車在庫を見つけた時は、モデルチェンジ後のモデルか確認しておきましょう。

ノーマルのままでも満足できる完成度の高いバイクですが、カスタムも人気があります。125ccのミッションバイクでハイパワーを求める需要も多く、手軽にマフラーやコンピューター設定変更でパワーアップを図る人もいれば、一部のコアユーザーは4バルブ化(武川などからキットも発売されました)や5速や6速へのミッション変更などの需要もあります。このへんは、原付のモンキーやゴリラのような感覚でカスタムベース車両として楽しむ人も多いようです。
その他ミニバイクサーキットでスポーツ走行を楽しむ需要もあり、アフターパーツは今後さらに充実していくでしょう。

中古バイク・買取情報

人気・査定額 ★★★★☆
タマ数    ★★★★☆
カスタム比率 ★★★☆☆

中古のタマ数もここ数年で非常に増えました。若者をターゲットにしていて、初心者が車を買うまでのつなぎで買う需要や、すぐにもっと大きいバイクを欲しくなり手放す人も多いバイクです。現在でも発売初期に購入したワンオーナーモデルが出回ってきています。

しかし中古価格も割高で、2016年にマイナーチェンジをした事を考えると、購入費用が数万円の差額の場合、格安業者で現行の新車購入がオススメです。中古市場でもカスタム済みのバイクが高く評価されていて、初期モデルでもカスタムが充実していると、中古販売価格が新車以上の値段が付くケースもあります。

今後も中古相場は高値水準を維持する事が予想されるので、リセールバリューも期待できます。モデルチェンジもあり、今後もタマ数が増える見込みなので、早めの売却の方が有利になる可能性が高いでしょう。

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