ホンダ学園ミニバイクレース部を東京MCS2018で取材

東京モーターサイクルショー2018では、整備士の国家資格を取得できる専門学校・大学校のブースも複数出ていました。その中でもホンダ学園は、ミニバイクレース部による宣伝活動を行っていたので、出展している生徒の方から活動内容を伺ってきました。

東京モーターサイクルショーへの出展にも抜擢されて、活動内容は学校のホームページでも大きく紹介されているほど、学校側もミニバイクレース部の活動支援に積極的な様子でした。

学校の部活でバイクレースができる!!ホンダ学園ミニバイクレース部

東京モーターサイクルショー2018では、以下の5つの専門学校が進学相談コーナーのブースを出展して、将来二輪業界で働きたい学生のために、PR活動や相談会を実施していました。

・学校法人ホンダ学園 ホンダテクニカルカレッジ関東
参考:http://www.hondacollege.ac.jp/

・関東工業自動車大学校
参考:https://kanto-koudai.com/

・埼玉自動車大学校
参考:http://www.saijidai.ac.jp/

・NATS自動車大学校
参考:https://www.nats.ac.jp/

・専門学校 読売自動車大学校
参考:http://yccm.ac.jp/

私の時代(15年前くらい前に卒業する年齢)は、整備士を目指す学校は2年制の専門学校ばかりでしたが、今は学校で1級整備取得まで目指せるコースも用意しているため大学校の扱いになっているようです。

整備系の学校であれば、バイクや車のレース活動をしているところも多数ありますが、今回は東京モーターサイクルショー2018でバイク展示もしていたホンダ学園さんに話を伺いました。

主にミニバイクで大きなコースを走る耐久レースで活動

ホンダ学園ミニバイクレース部のメイン車両は、NSR50の車体にNSF100のエンジンを積んだ車両のようです。NSF100もレーサーなので、ボディー剛性の高いフレームを使っていますが、あえて古い型で性能的にも高年式車種(NSR-miniやNSF100など)同等の剛性を誇る、NSR50の車体を使う点が渋いです。

毎年大きな目標にしているのは、ツインリンクもてぎの本コースで行われる「DE耐」です。ほかにも富士スピードウェイ本コースの「ミニろく」、スポーツランドSUGOの「ミニバイク耐久レース」などに参戦しているようです。

学校は埼玉にあるので、普段の練習では桶川スポーツランドを使うこともあり、スプリントやワンメイクなど、小さいレースにもちょこちょこ参戦しているとのこと。ミニバイク部はメイン車両を展示していたNSF100エンジンの車両ですが、ほかにもNSR50など数台を持っているようです。

スプリントレースでは自己所有のバイクで出る人もいますが、あくまでも全員の共通目標は、大きい耐久レースで結果を残すことで、燃費データを取りに行くなどガチな活動をしています。

私もDE耐には何度もライダーとして走った経験を持っています。DE耐の場合はピットに入ると10分休憩する特別ルールがあり、燃費を良くしてピット回数をいかに減らせるかが勝敗のカギになります。

整備士を目指す学生達がレースに出るバイクのセッティングを出して、データ収集や作戦を取って参戦する活動はとても面白そうです。ライダーの速さよりも、マシン製作や作戦の重要性が高い耐久レースなので、ライダーとしての実力は関係なしに、みんな同じ目線で活動をしています。

学校法人ホンダ学園 ホンダテクニカルカレッジ関東の概要

・学校名:学校法人ホンダ学園 ホンダ テクニカル カレッジ 関東
・設立:1976年
・所在地:埼玉県ふじみ野市鶴ヶ岡5-2-2
・学科:一級自動車研究開発学科(昼間・4年) 2018年4月スタート
        :自動車整備科(昼間・2年)

名称にあるとおり、自動車・バイクメーカー大手のホンダ(HONDA)の作った、整備士養成を目的にした学校です。関東のほか、関西にも姉妹校があります。(ホンダ テクニカル カレッジ 関西 ・ 所持地:大阪府大阪狭山市)。

整備学校らしい同好会も多く、オートバイ同好会(ツーリングサークル)、オフロード同好会、EV同好会などがあります。ミニバイクレースは同好会ではなく部として活動しているので、本気度は高く、学校側もPR活動の一貫として力を入れて取り組んでいる様子が伝わってきます。

1級自動車研究開発学科は1級整備士を目指す4年コースですが、1級整備士の難易度は非常に高く、4年真面目に勉強すれば誰でも取得できる資格ではありません。ホンダ学園の1級自動車研究開発学科は、2年かけて基礎知識と国家2級整備士を取得した後に、後半2年を1級自動車整備士コース、開発設計工学コース、海外インターンシップコースで選択できます。

1級整備士を目指せる技量を持っていない人でも、後半2年も有意義な教育を受けられるシステムです。当初から1級整備士ではなく他の2つのコースを目標に入学される方もいます。

2年制の自動車整備科では、2級整備士の取得だけではなく、就職後に現場で即戦力で活躍できる能力を身につける取り組みを行っています。入学相談の電話窓口やオープンキャンバスも行っているので気になる方は公式ページをご覧ください。

おわりに

私は高校の時にバイク仲間が多く、友人・知人合わせて10人以上が整備士の専門学校に進みました。新卒で就職した会社(工場)にずっと勤めている人は少ないですが、転職しても資格を活かした仕事をしている人が多いです。ディーラーの整備士は離職率は比較的低いですが、就職時の競争も激しいようです。

私の友人を見ると、下積みを経て自分で板金工場を開業させたり、ディーラー整備士からオークションの検査員に転職してホワイト企業の待遇を手に入れた人もいます。整備士は儲からないといった話もよく聞きますが、決して趣味の延長線でお金にならない仕事という印象を私は持っていません。

一部では何年働いても一族経営で出世もできず給料も上がらないような整備業者もありますが、残業はなしなど良い面もあります。整備士は国家資格ですし、多くの人は自分で車やバイクも所有するので違う業界に転身しても身につけたノウハウを活かす場面はあります。

バイク・車好きの人は、整備士を目指せる学校への進学を積極的に検討してみてください。

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