中型免許で大型試乗可能にステップアップ試乗会

バイクの試乗会は、メーカーや販売店が主催し、サーキットや特設コース、自動車学校の教習コースなど、公道ではないクローズドコースを使用します。公道を使用しないので、道路交通法の適用がなく免許を持っていなくてもバイクを運転することができます。

本来は安全確保やトラブル防止のため、試乗会の運営が免許証の確認をして所持免許の試乗に限定した独自ルールを設けているものですが、近年では中型自動二輪免許さえあれば、大型バイクまで運転できるステップアップ試乗会が増えています

ステップアップ試乗会とは?

ステップアップ試乗会とは、中型自動二輪から大型自動二輪へのステップアップしたい方を対象にした、特定の条件を満たせば大型自動二輪免許不要で、大型バイクに試乗できるイベントです。もちろん大型自動二輪免許所持者も参加可能です。

中古バイク販売の大手チェーン「レッドバロン」が、那須モータースポーツランドで年4回開催しているステップアップ試乗会が有名です。ほかにも、販売店と教習所が運営する試乗会は、所持免許への制限が緩いケースが多いです。

レッドバロンが行うステップアップ試乗会の場合、普通自動二輪免許(中免)のMT免許所持者の方は、大型バイクの試乗が可能です。AT免許、免許不保持者(原付、車の免許のみ含む)は、250ccクラス、400ccクラスを含めて、試乗はできません。

また、普通自動二輪免許は16歳から取得可能ですが、試乗会参加者の年齢制限は18歳以上かつ、免許取得後1年以上経過している必要があります。別途未成年者は親権者の同意書が必要です。

那須MSLステップアップ試乗会2017の概要

主催 レッドバロン(非会員も参加可能)
開催日時(2017年) 3月25日・26日, 5月13日・14日, 7月8日・9日, 9月9日・10日
開催時間 9:00〜16:00, (開場 8:00 受付時間 8:30 12時〜13時は試乗不可)
場所 那須モータースポーツランド
参加料金 1日1,000円/名(見舞金制度込)
定員 200名(先着順)
試乗車(2017年9月9日・10日分) BMW R1200R(2013年), トライアンフ スピードトリプル(2011年), ヤマハ YZF-R1M、YZFーR6、MTー10SP、MT-09、MT-07、BOLT、T-MAX530DX, ホンダCB1300SF、CB1100RS、FR800X、NC750X LD DCT, スズキ GSX-S1000、GSX-S750、SV650、GSX250R, カワサキ ZX-10R、Ninja1000ABS、Z1000ABS、Ninja650ABS

運転に不安がある方は自動車学校のステップアップ試乗会がオススメ

レッドバロンによる那須MSLステップアップ試乗会は、サーキットを利用してスーパースポーツにも乗れる本格的な試乗会です。サーキットで長い直線も走れることを考えれば、1,000円の参加料は破格で魅力的なイベントですが、400ccクラスの運転は問題ないなど、ある程度のライディングのスキルがないと楽しめません。

初心者の方は、YZF-RシリーズやZXー10Rなどのスーパースポーツに乗って、普段乗っているバイクの感覚でスロットルを開けると、電子制御が付いているとはいえ、転倒する恐れがあるので注意しましょう。

運転に不安がある方は、自動車学校等で行われる規模の小さいステップアップ試乗会がオススメです。自動車学校側も運営に協力している試乗会なら、普段の免許取得のための教習で使う転倒保護バーが付いた教習車でスキルチェックをしてもらえる場合もあります。
いきなり試乗車ではなく、自動車学校の教官から教習車で少し練習させてもらえれば気持ちにも余裕を持てます。

転倒したらどうなる?

那須MSLステップアップ試乗会の誓約書の中の一文をプックアップしました。

・私の故意または、過失に起因する自他の人身・物損事故の賠償責任はすべて私が負います。
・私は自力での乗降車・取り回しができない車両、スタッフが危険と判断した車両への試乗はしません。

このように転倒したら、どうなると具体的な明記はないですが、物損事故の賠償責任はすべて参加者が負うことになります。買取するのか、修理費用を払うのかは運営や車両提供者によって変わります。レッドバロンの試乗会に限らず、どの試乗会でも同様に誓約書の中で、賠償責任を負うと明記しているものです。

運営者側も、転倒者を追い込むような取り立てや請求をすることはなく、柔軟な姿勢で対応してもらえますが、試乗会に参加する以上は、背伸びはせずに無理のない運転や試乗車選びを心がけましょう。

まとめ

私は大型自動二輪免許所持者ですが、那須MSLステップアップ試乗会は参加してみたいと思うイベントです。那須MSLの最大直線(1コーナーから2コーナーまでの直線)は281mで、国内の定期的に開催している試乗会イベントでは最大規模のコースを用意しています。
もちろん先導車がつくので全開走行はできないですが、これだけ大型バイクの魅力を味わえる試乗会は全国的にも希少で遠方から参加する価値もあります。

大型自動二輪免許不保持者が、スーパースポーツにも手軽に試乗できるようになったのは、電子制御技術の進化で初心者でも運転するハードルが下がったからです。
ヤマハのMTー07やスズキのSV650など、400ccバイクの運転ができれば簡単に乗りこなせる、軽量で扱いやすい大型バイクも増えているので、大型バイクに興味を持ったら、まずは一度ステップアップ試乗会に参加してみることをオススメします。

なお、メーカー主催系の試乗会の場合は、ほとんどが所持免許で運転できないバイクの試乗は断れるので注意しましょう。

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