10年後(2027年)のバイクの進化を大胆予想

2007〜2017年までの10年は、バイクの進化が著しく、最新のリッタークラススーパースポーツは200馬力が当たり前になり、電子制御技術の進化で扱いやすさが向上しました。

排気量別で見ると50ccクラスの原付バイクの売れ行きが落ち込み、250ccクラスは単気筒や並列(直列)2気筒エンジンの、燃費と扱いやすさを重視したバイクが主流になりました。この10年のバイクの進化を10年前に全て予想できていたのは少ないのではないでしょうか?

未来のことは誰にも分かりませんが、著者が独自に10年後のバイクがどのように進化するのか大胆予想してみました。なお、当記事の情報はバイクメーカーの開発状況やメーカーの事業計画とは一切関係なく、あくまでも著者の妄想によるものです。

近い将来ではなく、10年後というちょっと先の未来では、こうなっていてほしいという期待も込めた予想になっています。

エンジンの進化は頭打ちか!?

各メーカーが開発に力をリッタークラススーパースポーツで見ると、10年前に比べて20馬力前後パワーアップしています。


2017年式YZFーR1:200PS
2007年式YZFーR1:179PS

このペースで進化していけば10年後は220馬力くらいを想像してしまいますが、現行モデルの最新エンジンはほぼ成熟していると考えています。また、2017年に新発売したホンダのCBR250RRは2気筒エンジンで38馬力ですが、2000年まで生産されていたMC22型のCBR250RRは4気筒エンジンで45馬力でした。

スーパースポーツバイクを除いて、全体的に最高出力だけを求めたバイクよりも、低燃費性能や扱いやすさ、耐久性を重視したエンジンのバイクが売れ筋です。この先10年後も、最高出力や最大トルクのスペックで見れば、今と比べて大きな進化はないと予想します

バイクのハイブリッドは構造上厳しい

乗用車でここ10年で躍進したエンジンといえばハイブリッドエンジンです。バイクもハイブリッド化すれば、より低燃費になるのではと考えてしまうものですが、バイクは駆動用バッテリーの積載スペースが無いため、ハイブリッドカーの発電エネルギーにもなる回生ブレーキが必要な発電量を確保するのが難しいです。

可能性があるとしたら、電動アシスト自転車のように、取り外し式で家庭用充電器で充電したバッテリーを取り付けて走るEVバイクと、ガソリンエンジンバイクを合わせたような構造になると思います。

乗用車の装備が続々とバイクへ流用される

10年後には、以下の装備がバイクでも採用されると予想します。

●追突防止レーダー/レーダークルーズ
スバルのアイサイトをはじめ、自動ブレーキ機能など。さらにクルーズコントロールもレーダーで前車との車間距離を自動調整します。

●リアビークルモニタリングシステム
片側複数車線の道路で後方から車両が接近してきた時に、ミラーのランプと警告音で知らせる。

●道路標識認識システム
車の先進装備のひとつです。カメラで認識した道路標識から、最高速度や禁止条項をフロントガラスの一部を使って表示する機能。

●同一車線走行システム/レーンキープアシスト
電子制御サスペンションが進化して、車線を見て勝手に緩やかなコーナーの時にバイクを曲げるアシストやウインカーなしで車線をはみ出しそうになったら、アラームで警告してくれる。

●エアバック
すでにホンダGL1800で採用され、小型スクーター用エアバックの開発も進んでいます。

大型バイクの装備が小型バイクにも導入していく

現在、大型バイクでは以下の装備の普及率が上昇しています。

●純正ナビ
カーナビ、オーディオ、携帯電話連動、電子制御機能の調整などもナビ画面で一括管理可能な車種が増加中。

●スマートキー
鍵をささずにポケットに入れた状態で近くにいるだけで、エンジンのオン・オフができる。

●クイックシフト
クラッチを握らずに、アクセルを開けたままギア操作が可能。

●LEDヘッドライト
先進バイクは灯火類のフルLEDが流行。

これらの装備はコスト面で大型高級バイクでの採用が中心になっています。10年後には製造コストが下がり、小型バイクの性能の進化が頭打ちになって、装備のパッケージングで各メーカーが競争する時代になっているのではないでしょうか?

スタイリングはまだまだ進化する

バイクは直近10年で外観の完成度が大幅に進化しました。10年前に現代の最新バイクを見たら驚愕していたでしょう。まだまだバイクのスタイリングは進化する余地があります。

特に400cc以下のバイクでは、大型クラスの最新車種の設計が取り入れられることが増えていくでしょう。最近では250ccスポーツバイクやアドベンチャーバイクなど、見た目が大型バイクに似ている車種が流行しています。

10年後には、排気量に応じたバイクの大きさの違いが、今よりさらに少なくなっていると予想します。

AI(人工知能)が電子制御に導入される

バイクの電子制御機能は、年々各メーカーが改良を進めてより良いものになっていってます。10年後には、人工知能(AI)を活用して、状況に応じて適切な操作をサポートしてくれるように進化しても不思議ではありません。

よほど強引な運転でもしない限り、自損事故で転倒や衝突しないバイクが登場して、バイクの事故件数が飛躍的に減少するでしょう。

セルフメンテナンス機能

こちらは著者の妄想要素が強い話になります。バイクは乗らずに放置すると、エンジンがかかりにくくなったり、ブレーキが固着して不動車になったり、サビの発生などバイクが傷んでしまいます。

この先、エンジン停止して放置させたバイクでも自分の状態をコンピューターで管理して、古くなったガソリンは別のタンクに廃棄したり、自動で短時間のエンジン始動やブレーキキャリパーを動かすようになってくれます。

サビ止めに関しては、セルフメンテナンスでは構造上の限界があります。サスのダンパー部分は可変式カバーで保護するなどはできますが、バイクが状態を管理して、オーナーにメールで洗車や油をさすように案内する機能が付く方法も考えられます。

どちらにしても、バイクは放置するとすぐにダメになってしまう欠点を10年後にはいくらか改善していると期待しています。

まとめ

10年後のバイクの進化について、ここで紹介している内容は著者の妄想です。しかし10年という月日が経過すれば、本当に実現していることもいくつかはあるのでないでしょうか?

できれば、著者の想像をさらに超えるような劇的な進化を期待したいです。

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