改めて注目されるGSX250Rの魅力〜250ccスポーツ徹底比較〜

GSX250Rは発売こそ2017年4月の新型モデルですが、フレームやエンジンの基本構造は2011年発売のGSR250と共通です。構造は古くて、ライバルに比べてマイルドな設定をしているため、安さと乗りやすさ以外の特徴は少ないです。

2018年にニンジャ250が発売されたことを受けて、各メディアが250cc2気筒エンジンスポーツバイクの比較をした特集を多数組んでいます。その中でGSX250Rは多くの評論家やメディアの評価が高いです。理由のひとつは価格の安さですが、値段だけではない魅力も多く、改めて注目を集めています。

また、GSX250Rの発売は2017年4月ですが、近い将来、モデルチェンジや派生車種を出すかもしれない噂が出ています。GSXシリーズは現在、125、250、750、1000の4つの排気量を用意していますが、その中で250のみGSXーRの表記ではなく、また派生モデルのGSX-Sも用意されていません。

早ければ2018年秋以降にもGSX-S250が投入される噂が出ています。将来的にはGSX-R250の発売される可能性もありそうです。

なお、GSX250Rの特徴・スペックの詳細はコチラのページで紹介しています。
見た目は超スポーティー、走りはマイルドなGSX250Rの魅力

GSX250Rの魅力とYZF-25、Ninja250、CBR250RRとの比較

  1. 価格
  2. 安定感
  3. 実用域のエンジン性能
  4. タンデムの快適性
  5. スタイリング

以上の5点がGSX250Rの魅力です。
それぞれ詳しく紹介します。

クラス最安値の価格設定

国産250ccスポーツバイク(2気筒エンジン)のメーカー小売価格は以下の通りです。

・GSX250R:527,040円
・YZF-R25:567,000円/610,220円(ABS)
・Ninja250:629,640円(青)/640,440円(赤×黒/KRTエディション)
・CBR250RR:756,000〜777,600円/806,760〜828,360円(ABS)

GSX250Rはクラスの中で唯一ABSの設定がありません。エンジンはライバルがDOHC4バルブエンジンを採用する中で、唯一SOHC2バルブエンジンを採用しています。スペックと装備を見ればライバルに劣りますが、CBR250RRの赤と比較すると20万円安いのが魅力です。メーカー小売価格の安さだけではなく、新車値引きが大きいのも特徴です。

2018年5月11日現在のGoo-Bikeの新車最安値情報をご覧ください。

▪GooBike 新車、車両価格最安値情報(2018年5月11日調査)
・GSX250R:34.56万円(約18.1万円値引き)
・YZF-R25:42.39万円(約14.3万円値引き)
・Ninja250:51.98万円(約11万円値引き)
・CBR250RR:57.46万円(約18.1万円値引き)

Ninja250は2018年3月にフルモデルチェンジしたばかりで、値引き情報は新型を紹介しています。値引き額だけで見ればCBR250RRも大きいですが、定価の高い分、値引き率はGSX-250Rが一番です。安い業者の店頭在庫で購入できれば、乗り出し価格は40万円以下になるケースもあります。

安定感はクラストップレベル

最低限のスポーツ性を持ちながら、足回りはライバルに加えて柔らかめです。タイヤの接地面積を重視した設定なので、安定感はクラストップです。SOHC2バルブエンジンは、あえて最高出力を抑えたセッティングをしているので、エンジンの振動は少なく快適なクルージングをできます。

乗ってみるとパワーの違いはごくわずか

GSX-250Rの最高出力は24馬力です。クラストップのCBR250RRは38馬力なので、1.5倍以上の大きな差になっています。しかし、中低速トルクを重視した設定にしていて、アクセルを開けると想像以上にパワフルな加速を楽しめます。

最高速については、CBR250RRはノーマルでもリミッターの作用する180km前後、リミッターカットとカスタムやセッティング次第では200kmオーバーを達成した報告もあります。GSX250Rの最高速はオーナーレビューを見ると135〜140kmほど。

実際に大きなパワー差はありますし、サーキットでレースをしたらライバルに大きな遅れを取るでしょう。しかし、中低速の加速域を重視したセッティングなので一般道の実用域ではライバルと比較して大きなパワー差は感じません。乗り手の腕が良ければ、峠でライバル車種より速く走ることも可能です。

スポーツ性能重視なら他の車種をオススメしますが、オーナーレビューを見ると非力さに不満を抱いている方は少ないです。

タンデムの快適性と安定感はクラストップ

GSX250Rはタンデムシートはスポーツバイクだけあって大きくはないですが、タンデムステップは前にあるのでゆったりしたポジションを作れます。テールカウルの脇のプレートを掴めるようになっているのもポイント。

ポジションだけで見れば、Ninja250、YZF-R25も大差はないですが、シートと運転者以外に掴める場所があるので長距離のタンデム走行も楽にこなせます。CBR250RRもシートレールの脇に掴める場所がありますが、スポーツ性能を重視した車種でポジションはGSX250Rよりきつめです。

250ccクラススポーツバイクは、リッターのスポーツバイク以上にタンデム需要が高いように感じます。本来、250ccのスポーツバイクは峠やサーキットよりも街乗りメインに気軽に楽しめるバイクです。

タンデム走行をする機会の多い人にはGSX250Rがオススメです。サスは柔らかめでエンジンの振動も少ないため、安定感はもちろん、乗り心地もクラストップです

スタイリングの評価が高い

スタイリングは好みによって評価が変わりますが、全般的にGSX250Rは外観の評価が高いです。ライバルは全て2灯式ヘッドライトを装備していますが、GSX250Rは1灯式の大型ヘッドライトなので迫力が大きいです。

LEDランプを採用していない点や、バイク好きの人から見ると37mmのフォーク径で少し細めの正立フォークは、ちゃっちく見えますが、バイクに詳しくない人はライバルと比べてGSX250Rが1番カッコイイと評価する方も多いです。

低コストを重視したので質感は高くないですが、スポーティーなカウリングとワンランク上のバイクに見えるような迫力あるデザインに惚れてGSX250Rを選ぶ方も多いです。カラーラインナップは青、赤、黒の3種類で、青と赤はグラフィックカラーになっているのも特徴。全カラー共通の価格設定でお得感も高いです。

2018年中にもGSX-S250/300発表の見込み

現行のGSXシリーズの中ではGSX-Sシリーズを持っていない250ccクラスですが、日本向けのGSX-S250と海外向けのGSX-S300を2018年秋のミラノショーで発表することが濃厚という噂が出ています。さらにフレームは新設計で、倒立フォークも搭載される見込で大幅にパワーアップし、スポーツ性能でGSX250Rを上回る可能性が高いです。

エンジンはGSX250RをはじめGSR250、Vストローム250などにも採用されている並列2気筒SOHC2バルブのパラレルツインエンジンを使用し、コストも抑えられそうです。新型投入にあたってエンジンの熟成進化も期待できます。

倒立フォークを採用して新型フレームを導入するのであれば、近い将来はGSX-R250も投入して、GSX250Rと共存させる可能性も考えられます。

GSR250と共通エンジンと共通シャーシを使って全く違う特性のバイクに仕上げたことで、GSX250RとVストローム250はグッドデザイン賞を受賞するなど、各方面から高く評価されています。GSX-S250は新型シャーシを投入して、どのような進化を遂げるのか今から楽しみです。

おわりに

GSX250Rは街乗りやツーリングに適したスポーツバイクです。たまに峠のワインディングやサーキットのスポーツ走行をする時にも使えるなど、気持ちよく走れる走行性能を持っています。SOHCエンジンは耐久性も良いので、長期的に見たランニングコストや故障リスクにもメリットがあります。

日本での売れ行きは悪いですが、東南アジアではコストパフォーマンスを評価されて、よく売れている車種です。今後もスズキの主力モデルとしてロングセラー車種になっていくでしょう。もしかしたら近い将来にGSX-S250をフルカウル仕様にしたGSX-R250も投入されるかもしれないですが、エンジンは共通なので新型を持つ必要はないです。

スポーツバイクのスタイリングに惚れて、街乗りやゆったりツーリングメインの使い方をしたい人には、1番オススメできる250スポーツバイクです。

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