ホンダ モンキーが125ccになって復活か?

バイクメーカー各社は販売低迷や排ガス規制の影響で販売ラインナップの縮小を進めていて、2017年も多くの車種の生産終了が発表されました。その中でも大きな注目を集めたのがホンダ・モンキーの生産終了です。

50年の歴史がある名車で、生産終了発表後に発売された50周年アニバーサリーモデルは、限定500台に対して約4万5千件の応募が入り、倍率90倍のプレミアモデルになりました。そんなモンキーを惜しむ声が絶えない中で、既に新型モンキーが125ccになって復活する噂が市場に出回っています。

モンキー125の最新情報についてまとめました。

ホンダ モンキー125ccは東京モーターショーで出品

モンキー125の噂は、2016年にタイのバンコクモーターショーで参考出品されたことが発端です。グロム125をベースにしたモンキー仕様で、車体は50ccより一回り大きくなるものの、スタイリングはモンキーと共通点が多いです。2017年のベトナムモーターショーでも参考出品され、2017年末〜2018年に発売するとも言われています。

当初はグロムエンジンを使用して、東京モーターショーに出品され、「早ければ2017年11月には発売されるのでは?」という憶測もありましたが、2017年10月現在、早期発売に関する情報はありません。2017年10月末に開催される東京モーターショーでは、新型エンジンを搭載したスーパーカブC125の発表が決まっていて、グロムベースではなくカブベースのエンジンになるのではないかという噂も出ています。

9月29日にホンダが発表したブース出展概要で、東京モーターショーにモンキー125が参考出品されることも正式発表されました。私は東京モーターショーに取材に行きますので、追って最新情報を紹介いたします。

新型モンキー125は買いなのか?

これまでのモンキーには以下の魅力がありました。

・スタイリング
・カスタム性
・エンジンフィーリング

スタイリングについては、10インチから12インチタイヤに変更され、可変式ハンドルが廃止になり、一回り大きな車体になることが有力です。純正のアップマフラーや1人乗り用のシート、モンキー独特のハンドルと燃料タンクのデザインは引き継がれます。

外観については、タイやベトナムのモーターショーで参考出品されたコンセプトモデルに近い状態でほぼ決定と見てよいでしょう。エンジンについては、グロムベースか新型の125ccカブ用エンジンのベースのどちらかになるでしょう。カブベースの新型エンジンが有力だと私は予想しています。カブも125ccモデルの正式な発売予定日が決まっていないので、2017年中の発売はないと見ています。

もともとモンキーのエンジンはスーパーカブベースのものが多く、エンジンの吸い込み量の多さが特徴です。グロムベースの方がスポーツ性能が高い可能性がありますが、グロムはタイ生産で、新型スーパーカブC125は既存のモンキーと同じ熊本工場での生産が予定されています。エンジンフィーリングと生産拠点の面で、是非カブベースのエンジンを採用してもらいたいです。

モンキー125のスタイリングとカスタム性

既存のモンキーとデザインの共通点は多く、車体だけ大きくしたコンセプトなので、伝統を継承したスタイリングは好感できます。もともとモンキーの定番カスタムとして、タイヤの12インチ化や、ロングスイングアームなど車体の大型化が人気でした。

私の個人的希望を言えば、燃料タンクやヘッドライトは小さいサイズのままで、既存のモンキーのカスタムバイクっぽさを出してほしかった面もありますが、バランスが良く無難な仕上がりです。ただ、モンキーはノーマルの小さい車体が好きで乗っている方も多く、カスタムを含めて選択肢が狭められました。

気になるのはエンジンフィーリング

モンキー125が国内で売れるかどうかは、エンジンフィーリング次第になるでしょう。生産終了になったモンキー50は、2009年に排ガス規制の影響でインジェクション化されました。

当初は「キャブ車の特性を活かしたモンキーの魅力がなくなるのでは?」と懸念がされましたが、うまくキャブのトコトコ走る感じや大きな吸い込みなどの特性を残して、低燃費化やトルクフルな走行性能などインジェクションの良いところだけを取り入れました。50周年記念モデルに予約が殺到したのも、インジェクションのモンキーが高く評価されている証拠です。

ただし、新型モンキー125が従来のモンキーフィーリングを引き継げるか疑問を感じています。モンキーは日本国内だけで人気が高い車種ですが、モンキー125はアジアでの販売拡大を目指すグローバルモデルです。昔ながらのレトロなバイクのエンジンフィーリングよりも、レスポンスを重視の最新バイクらしい乗り味に仕上げる可能性があります。

グロムのエンジンを使った場合は、見た目はモンキー、中身はグロムというバイクになることが濃厚でしたが、スーパーカブのエンジンが採用されれば、モンキーの特性が活かされる希望が見えてきます。既存のモンキーファンから新型モンキー125が評価されるかは、エンジンフィーリングが大きなカギになるでしょう。

先進バイクらしい優等生になったとしても、かつてモンキーを乗っていて、現在スクーターに落ち着いているライダーからの代替や、スタイリングを重視する若者からの需要を見込めます。それでも、エンジンフィーリングに個性がなくなれば、先代のモンキーほど根強い人気は確保できないでしょう。

モンキー125の登場は中古のモンキー50に影響を与えるのか?

仮にモンキー125が発売され、エンジンフィーリングも評価されるヒット車種になったとしても、従来のモンキー50の価値は下がらないと予想しています。歴代の廃盤になったミニバイクを見ても、車体が小さくて個性が強いバイクは、廃盤後にプレミアムがついて価値が上昇していく傾向があります。代表事例では、ホンダのダックス、NSR50/80、シャリィなどがあります。

モンキー125はカスタムの余地が少なくなり、グロムに近いボディーサイズになるのであれば、見た目のインパクトも半減します。カスタムパーツの多さも長い歴史を経て積み重ねてきているので、そう簡単に新しいモンキーが出たからといって、古いモンキーの魅力が薄れる事態は考えにくいです。

おわりに

私はモンキー125の画像を見て、フロントマスクは最近のバイクっぽさがあってつまらないと感じました。しかし短いシングルシートを組み合わせることで、リアのデザインはモンキーならではの魅力を感じます。特にリアの2本サスは最新モデルで採用される機会が減っていて、これからの時代は2本サスに特別感やレトロ感が出てきそう。

ただし、Z50のモンキーの魅力が分かる世代からしてみると、新型のモンキー125を買うのであれば、中古でいいので生産終了になったモンキーを買いたいと思ってしまいます。エンジンの性能や扱いやすさは間違いなく向上するので、オシャレなバイクを探している原付2種初挑戦の若者からは人気を集める可能性があります。

ただ、詳細の発表がないとはいえ、既存のモンキーファンからは冷ややかな反応というのも事実です。モンキー50周年アニバーサリーモデルでは、約4万4,500人が抽選漏れになる見込ですが、モンキーの最終モデルの抽選に落ちたからといって、新型モンキー125を買おうとする人は少数でしょう。

生産終了になったモンキーを知る人ではなく、若い世代の需要を取り込めるかがポイントです。まずは東京モーターショーでの出品内容や、正式なスペック、詳細を待ちましょう。当サイトでは、引き続きモーターショーの取材レポートやモンキー125の最新情報を紹介しますので更新にご期待ください。

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