欧州のヒット車種「XSR700」が日本仕様投入。特徴、スペックは?

2017年10月4日に、ヤマハからXSR700が国内販売の発表があり、11月6日に発売することが正式に決まりました。先に投入された兄貴分の「XSR900」に続く日本仕様投入で、XSRはスポーツヘリテイジカテゴリーの中核をなすシリーズ車種になりました。

国内ではMT-07が大ヒットしていますが、欧州ではXSR700が人気を集めていて、以前から国内投入の待望論が高かった注目の1台です。

兄貴分のXSR900は2016年4月に発売され、ヤマハの大型バイクでトップシェアを獲得するほどの人気です。ネオレトロなデザインが若者に支持されて、購入者の約40%は20代と30代です。より手頃なXXR700の投入で、さらに若者から人気を集めることが予想されます。

最新モデルのXSR700の特徴、実力、スペック情報をまとめました。

XSR700の特徴・スペック

車種名 XSR700ABS
メーカー ヤマハ(YAMAHA)
排気量 688cc
エンジン形式 水冷4ストローク直列/DOHC4バルブ
燃費 国土交通省届出値 38.4km
トランスミッション形式 常噛6段リターン
クラッチ形式 湿式多板
燃料供給方式 フューエルインジェクション
フレーム形式 ダイヤモンド
車両重量 186kg
乗車定員 2名
最高出力 54kW(73PS)/9,000rpm
最大トルク 68Nm(6.9kgf/m)/6,500rpm
新車価格   899,640円
中古車相場
想定売却価格

ヤマハXSR700ABSの評価

近所の街乗り  ★★★★☆
通勤・通学   ★★★★☆
ツーリング   ★★★★★
峠・サーキット ★★★★☆
足着き性    ★★☆☆☆
扱いやすさ   ★★★★☆
タンデム    ★★★☆☆
カスタム性   ★★★☆☆

XSR700のエンジンとフレームは、MT-07と共通で、セッティングに若干の変更があります。ネオレトロのコンセプト通りのクラシックバイクに、先進バイクのデザインを取り入れた外観に、街中もリラックス&カジュアルに楽しめるスペックで万能性が高いです。兄弟車のXSR900に比べても、近所の街乗りと通勤・通学利用の適性が高く、リーズナブルな価格設定も魅力です。

メーターはシンプルな丸型1眼ですが、フルデジタルでタコメーター、燃費計を完備。さらに燃費計はコーヒーカップをイメージしたユーモアもあります。シンプルな形状のシートもクッション性が厚く、見た目重視のレトロカスタムっぽく見せつつ、実用性を兼ね備えている点を高く評価できます。

クラシック系バイクですが、足回りは先進バイクでコーナリング性能も高く、峠のワインディングも楽しめます。車体が軽くバンク角も出せるので、初心者から上級者まで楽しめます。

姉妹車種との価格差

XSR900ABS:899,640円
MT-07:710,640円
MT-07ABS:760,320円
MT-09ABS:1,004,400円
XSR900ABS:1,042,200円

MT-07ABSと比較すると、価格差は約14万円です。ABS非搭載のスタンダートのMT-07と比較すると、約19万円の価格差があるので割高に感じます。MT-09ABSとXSR900ABSの価格差が約4万円だったことを考慮すると、もう少し安く出して欲しかった印象を抱きます。プラス14万円出せば上位モデルのXSR900ABSも購入できます。

MT-07に比べると高級感がある外観で、MT-09、XSR900の価格差と純粋な比較はできませんが、大型バイクのエントリーモデルとして人気を集めたMT-07とは違い、中級者以上の方に選ばれる車種になるかもしれません。

XSR900ABSとの外観の違い

XSRシリーズの売りはスタイリングです。上位車種のXSR900と比較する際に、パワーよりも外観の迫力やデザインで比較される方も多いでしょう。外観はラジエターカバーの色、ヘッドライトステーの色、純正マフラーのデザインに差があります。分かる人から見れば遠くからでも違いが分かりますが、大きさに大差はなく、XSR900に近い迫力を感じられます。

燃料タンクの容量は1L少ないなど、全てが共通パーツではないですが、所有する喜びやブランド力はXSR900に近いものを得られるでしょう。

2016年はXSR900がよく売れて若年層のライダーが多いことから、数年後には中古のタマが増えることも予想されます。細部の高級感やステータスを気にする方は、少し待ってXSR900の中古購入も視野に入れるとよいでしょう。

当サイトの見解としては、新車価格の差が14万円あるならXSR700を選ぶ価値があります。

■XSR700ABSのボディーサイズ
全長:2,075mm
全幅:820mm
全高:1,130mm
燃料タンク容量:13L
重量:186kg
シート高:835mm
タイヤサイズ:フロント120/70R17M/C (58V)(チューブレス)/リア 180/55R17M/C (73V)(チューブレス)

■XSR900ABSのボディーサイズ
全長:2,075mm
全幅:815mm
全高:1,140mm
燃料タンク容量:14L
重量:195kg
シート高:830mm
タイヤサイズ:フロント120/70ZR17M/C (58W)(チューブレス)/ リア180/55ZR17M/C (73W)(チューブレス)

まとめ

XSR700は欧州で先に発売され、日本での発売も濃厚と噂されながら発売まで時間がかかりました。MT-07の日本仕様は2014年に発売された時点でXSR700の発売の噂も出ていて、そこから3年ほど時間がかかりました。日本仕様発売に時間がかかった要因は、欧州の生産拠点の都合で、日本国内生産の噂も出ましたが、結局海外生産で日本仕様の発売になり、予想より若干価格設定が高めだったのはメーカーの生産と輸送の都合があったと推測します。

80万円〜85万円ほどの価格帯を期待していましたが、現時点では新車購入で価格面がネックになりそうです。新車販売では値引き額が姉妹車種に比べて大きいか少ないかによって売れ行きが左右されそうです。

バイク自体はMT-07の国内実績、XSR700の欧州での実績もあり、走り、デザイン、実用性は高く評価できます。興味を持った方は、軽くて扱いやすくて維持費も安いXSR700ABSを積極的に検討してみてください。

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