排気量別バイクの譲渡方法

バイクを譲渡する時は、受け渡し方法と名義変更をどのようにやるか決めないといけません。

バイクの譲渡は原付バイクと125cc超えのバイクで方法や注意点が異なります。
ここでは、それぞれについて解説します。

バイクの譲渡方法は3つ


バイクを譲渡する時は、次の3つの方法があります。

  • 旧所有者の名義のままバイクを受け渡しして後日名義変更を行う

  • 譲渡するバイクを抹消登録(ナンバーの返納)をしてから受け渡しを行う

  • 先に名義変更に必要な書類とナンバープレートを渡して名義変更が完了してからバイクの受け渡しを行う


譲渡したバイクが、受け渡し後に名義変更されないトラブルを回避するためにも、抹消渡しや名義変更してからバイクの受け渡しをすると安心です

名義変更されずにバイクに乗り続けられると、事故や違反、軽自動車税の納税義務の問題などのトラブルに発展する場合があります。

ただし、バイクを抹消した状態で受け渡しを行う場合は、公道を自走できなくなるので車に積載するか、市役所などで仮ナンバーを発行する手間がかかります。

125cc超えのバイクは、車体が大きく車の積載には大きな車が必要になる事や、車検が絡む事から名義変更せずに受け渡しをするケースが多いです。

原付バイクを譲渡する時の注意点


また原付バイクは軽自動車税が安い事から、譲渡される側の人が名義変更を速やかに行う必要性を感じていない事が多いです。

なるべく、廃車してから譲渡する事を心がけましょう

ヤフオクやフリマアプリなど、他人の買い手や引き取り手を探して譲渡するときは、厳しい取引ルールを設定するようにしましょう。

原付バイクの名義変更方法


原付バイクの場合、名義変更を行う場所は市区町村の役場です。
なお、各市区町村の役場は、管轄地域の業務しか行っていません。

原付バイクの名義変更をする時は、次の流れになります。

  1. 旧所有者の市区町村の役場にいって、ナンバーの返納と廃車手続きをする

  2. 廃車証明書を持って、新所有者の市区町村の役場で登録手続きをする


旧所有者と新所有者が同じ市区町村にお住まいの場合は、同じ窓口で名義変更手続きを行う事ができます。

しかし、原付バイクを譲渡するにあたって、所有者の住所の市区町村が変わる場合は、2つの役所の窓口をまわって廃車と登録の手続きをする必要があります。

125cc超えバイクを譲渡する時の注意点


125cc超えのバイクを譲渡する時は、以下の注意点があります。

・250cc超えは車検がある
・ローン購入したバイクは、所有権留保になっている事が多い
・譲渡後に不具合が発覚するとトラブルに発展しやすい

125cc超えバイクの名義変更


125cc超えバイクの名義変更は、新所有者の管轄の陸運局で行います。
名義変更に必要な書類は次の通りです。

・登録書類(250cc以下は軽自動車届出済証、250cc超えは車検証)
・自賠責保険
・軽自動車税納税証明書
・委任状、譲渡証(売却者の捺印は認印でOK)
・新所有者の住民票(発行から3ヶ月以内)
・所有権留保解除書類(譲渡するバイクをローン購入していて、なおかつ登録書類の所有者が信販会社や販売会社になっている場合)

250ccクラスのバイクと250cc超えで車検が残っているバイクは、必要書類とナンバープレートを持っていけばバイクの車体持込なしで名義変更できます。

車検が切れている250cc超えのバイクは、名義変更時に整備したバイクの車体を陸運局に持ち込んで、名義変更と同時に車検を取り直す必要があります。

250cc超えバイクの譲渡の注意点


250cc超えバイクは車検が必要です。車検が残っているバイクは、一時抹消すると車検の残存期間がなくなってしまうので、抹消せずに名義変更する必要があります。注意点が多いのは車検が切れた状態のバイクです。

車検切れバイクの譲渡は以下の注意点があります。

・ナンバーが付いていても公道を自走できない
・車検が取れない不具合があるとクレームに発展する

車検切れのバイクでも、ナンバーが付いていると、そのまま自走して受け渡しや陸運局への持込をしてしまう人がいます。

万が一車検切れで警察に捕まると、道路交通法違反で免許の違反点数が6点加算で一発免停。さらに自賠責保険も切れている場合は、さらに違反点数6点が加算されて、合計12点で一発免許取消になる場合があります。

バイクを譲渡した事で購入者の免許に傷が付いて人生を狂わせてしまう場合もあります。必ず車検切れのバイクは公道を走行せずに受け渡しや陸運局への持込をするように指示しましょう。

バイクを無料や格安の好条件で譲渡しても、車検が取れない不具合があると、新所有者からクレームが来る場合があります。車検切れのバイクを譲渡する時は、車検に必要な修理や消耗品交換の箇所を把握して事前に伝えておく必要があります。

車検費用が高額になると、譲渡をキャンセルしてバイクを返されるケースもあります。

125cc超えバイクは譲渡後にクレームになる事が多い


125cc超えのバイクは、不具合があると部品代や工賃が高額になりやすいです。また、個人売買で売る時は、売却価格が高額になる事が多いです。

125cc超えのバイクは、たとえ無料譲渡や格安価格での売却、車検が残っている条件でも、譲渡後に不具合と高額な修理代がかかる事が判明するとクレームに発展する可能性が高いです

譲渡の条件が無料や格安での売却だったとしても、譲渡する前に不具合の内容や想定される修理費用を事前にしっかり伝えておくことが大切です。

所有権留保が付いているバイクの譲渡


譲渡するバイクをローン購入している時は、登録書類の所有者が信販会社や販売会社になっていないか確認しておきましょう。

所有者が本人ではなく信販会社や販売店の名義にする事を「所有権留保」といいます。所有権留保をローン購入したバイクを、ローン完済前に勝手に売却させない処置で、所有権留保があるバイクの名義変更には所有権留保解除書類が必要です。

ローン購入したバイクに所有権留保を付けるかは、ローン会社の判断になります。原付バイクであれば所有権留保なしでローン購入を認める事が多いですが、125cc超えのバイクは所有権留保が付くケースが多いです。

すでにローンを完済している場合は、所有権留保が付いている信販会社や販売店に連絡すれば、すぐに所有権留保解除および名義変更に必要な書類を発行してくれます。

ローンが残っているバイクは、先に一括返済して所有権留保解除書類をそろえないと譲渡や名義変更する事ができません。廃車など、バイクを処分する場合は、ローンを残して抹消登録することを認められる場合があります。

友人や知人への譲渡や個人売買による売却など第三者への名義変更は、ローンが残っているバイクは一切認められません

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