【バイクの防寒対策】グリップヒーターの選び方と必要性

冬にバイクを乗ると、風の影響で辛くなるのが指先です。私はインナーグローブとウインターグローブの2重で対処していますが、グローブが厚いと操作性の悪いのがデメリットです。グリップヒーターはバイクの防寒対策グッズの定番で、メーカーより純正オプションを設定していることがあります。

グリップヒーターにも複数の種類があり、利用者から評判の良いアイテムです。しかし、電熱グループの普及したことで、グリップヒーターの必要性は低くなったように感じます。

ここでは、グリップヒーターの種類、効果、価格、取り付け方法、電熱グローブとの違いをまとめました。


参照:https://www.honda.co.jp

グリップヒーターの種類

グリップヒーターは以下の3種類があります。

巻きつけタイプ
・価格:1,000〜5,000円
・特徴:既存のグリップの上にシート状のヒーターを巻きつける
・メリット:低価格でグリップ交換不要で取り付け可能
・デメリット:あまり暖かくない、グリップが太くなる

半周タイプ
・価格:10,000〜15,000円
・特徴:グリップ交換を行い取り付ける、ヒーター部分はグリップの一部
・メリット:全周タイプより安い、省電力
・デメリット:全体が暖かくならないので親指など手前側が冷たい

全周タイプ
・価格:15,000〜30,000円
・特徴:グリップ全体が暖かくなる交換タイプ
・メリット:グリップヒーターの中で一番暖かい
・デメリット:価格が高い

それぞれのタイプで商品ごとに品質の差があります。
操作性を重視するなら、半周か全周のグリップごと交換するタイプがオススメです。予算と交換の手間を負担に感じないなら、全周タイプを選びましょう。

グリップヒーター以外の対処法

手の防寒対策でグリップヒーター以外の対処法をまとめました。

電熱グローブ
・価格:3,000〜20,000円
・特徴:グローブを電気の力で暖かくする
・メリット:手の甲も暖かくなる
・デメリット:充電や電源を取り付ける手間がある

ハンドルカバー
・価格:1,000〜15,000円
・特徴:厚手のカバーをバイクに設置する
・メリット:グローブよりも暖かい
・デメリット:見栄えが悪い

ナックルバイザー
・価格:1,000〜10,000円
・特徴:手に風の当たらないカウルをハンドル部分に取り付ける
・メリット:風の影響を受けない
・デメリット:見栄えが悪い

手の寒くなる一番の原因は風です。特に高速走行時は防寒グローブを使っても、指先の感覚がなくなるくらい冷えてしまいます。グリップヒーターや電熱グローブに頼らなくても、防寒グローブとハンドルカバーやナックルバイザーを使って防風対策すれば手は寒くなりません。

なお、防風機能のあるグローブのみだと、走行時に冷気が手の甲部分にたまって、じわじわと冷えていってしまいます。電熱グローブは一流メーカーのものだと15,000円前後します。価格は高いですが、暖かさはグリップヒーター以上だと評判です。

電熱グローブの電力源は、12V電源ソケットや事前に配線を組んだプラグなどバイクのバッテリーから取る方法と、小型バッテリーを家庭用コンセントで使用する充電タイプがあります。

グリップヒーターをオススメするケース

グリップヒーターは取り付ける手間がありますが、一度付けてしまえば手元のオンオフスイッチで手軽に手を暖めることができます。見た目がスッキリしますし、夏も電源オフすることで邪魔になりません。

機能性や見た目だけなら電熱グローブもオススメですが、充電したり電源をつなぐ必要があります。バイクから電源を取るタイプだと、手をハンドルから離せなかったり、走行中に電源の外れてしまうことがあります。充電式の場合は出力を上げると短時間しか使えません。

ツーリングで長時間乗る方や、通勤通学などで乗る頻度の多い方にグリップヒーターをオススメします。電熱グローブやハンドルカバー、ナックルバイザーなど他の防寒グッズと併用すると、さらに効果的です。

グリップヒーターの取り付け方法

1.グリップを外す
巻き付けタイプは不要です。グリップを外す際に引っかかるようなら、グリップエンドも外します。グリップエンドはプラスドライバーで簡単に外せます。グリップを外す方法はいくつかありますが、私はパーツクリーナー(ブレーキクリーナー)を活用しています。

小型ノズルから高圧で噴射されるので、奥まで浸透しやすく乾いてしまえば影響は出ません。外すだけなら潤滑油を使った方がスムーズですが、油は綺麗に拭き取らないと新しいグリップがしっかり固定されません。

2.新しいグリップを取り付ける
取り付ける際もパーツクリーナーを活用するとスムーズです。外すことに比べて取り付けるのは比較的楽です。丁寧にまっすぐ取り付けるようにしましょう。強引にやるとグリップのラインが斜めになって見た目が少し悪くなります。巻き付けタイプは巻くだけなので取り付けるのも簡単です。

3.配線をつける
グリップヒーターを取り付ける工程で一番難しいのが配線の処理です。基本的にイグニッションをオンにした時だけ通電できる配線に噛ませて電源を取ります。オンオフスイッチが付いていても常時電源の通る配線に付けると、操作のし忘れでバッテリー上がりを起こしてしまいます。

灯火類の配線から取るのがセオリーです。配線処理に不安があればヒューズ電源を使う方法もあります。ただし、ヒューズボックスはシート下にあることが多く、ハンドルから配線を回す距離が長いです。途中まではブレーキなどハンドル回りのほかの配線とまとめるなどして、配線の見栄えが良くなるように取り付けしましょう。

商品の初期不良の可能性もあるので、最初に通電確認しておくと安心です。先に配線を付けてからグリップ交換を始める方法もあります。

商品や配線を取る方法にもよりますが、グリップヒーター交換にかかる所要時間は30分から2時間ほどです。バイク用品の大手量販店ナップスの場合は、ネイキッドで工賃5,500円〜作業時間60分。スクーターは工賃7,000円〜作業時間90分です。

グリップヒーター交換は見た目以上に手がかかりますが、配線の見栄えを多少できるのであれば、整備の得意でない方でも自力で取り付けできる難易度です。

おわりに

ブルさん
グリップヒーターやナックルバイザー、電熱グローブなど手の防寒対策は人それぞれ好みがあります。オフロードバイクや実用性重視のスクーターならナックルバイザーをオススメしますが、見た目重視のスポーツバイクやストリートバイクはスマートに防寒対策したいものです。

私は取り付け作業不要の充電式電熱グローブをオススメします。小型のモバイルバッテリーを併用すれば、ある程度距離の長いツーリングにも対応できます。

グリップヒーターだけで完璧に手の寒さを防ぐことはできませんが、ノーマルグリップに比べると格段に暖かくなります。一流メーカーのグリップヒーターは一度取り付けてしまえば故障しにくいので、長期的に見れば電熱グローブよりお得です。

今乗っているバイクを売るタイミングなど、汎用性も考慮して防寒グッズ選びをしてください。

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