バイク用品・バイクパーツの基礎知識

バイクを持つには、バイク用品やバイクパーツを購入する必要があります。
バイクパーツの基礎知識についてまとめました。

バイク用品やバイクパーツについて

バイク用品やバイクパーツには次の種類があります。

  • メンテナンス用品
  • 消耗品
  • カスタムパーツ

バイクを持つには、最低限「メンテナンス用品」と「消耗品」を購入する場所を決めておくと良いでしょう。
また、バイク用品は絶対に必要なものと、あったら便利なものにわかれます。
自分のバイクの乗り方に合わせて揃えるようにしましょう。

●詳細は→バイク用品で揃えておきたい必要なもの一覧
スーパーコルサSP Ver2はコスパ・性能ともに最強バイク用タイヤ
バイクヘルメット用スモークシールドのメリット・デメリット
ETC2.0とは?バイクに搭載するメリットと通常のETCとの違い
バイクのサーフキャリア~湘南在住サーファーが解説する活用法~

バイクパーツを購入する場所

バイクパーツの購入する場所は以下の通りです。

●バイク部品量販店(NAPS、2りんかんなど)
●バイク業者(販売店、整備業者など)
●ホームセンター
●通販

消耗品とカスタムパーツについては、ホームセンターでの取り扱いがありません。
部品量販店が在庫も豊富で、定期的にセールや工賃割引キャンペーンなどを行っています。

バイク業者も消耗品の在庫は豊富で、カスタムパーツについてはカタログ注文等で対応しています。
メンテナンス用品はホームセンターや通販等を利用すれば、安く購入できる場合があります。

●詳細は→バイク用品の通販活用術

車種専用パーツとは

バイクパーツでは、カスタムパーツや消耗品には車種専用パーツがあります。
主な車種専用パーツは次のものがあります。

●ブレーキパット
●エアフィルター
●オイルフィルター(エレメント)
●外装
●マフラー
●その他カスタムパーツ

車種専用パーツは、同じ車種でも年式や型式が違うと形状が異なる場合もあります。
自分のバイクに適合するか確認してからパーツを購入しましょう。

車種専用パーツや、車種のよって取付可否が分かれるパーツは、部品量販店やバイク業者で相談しながら部品選びをするとよいでしょう。

車用メンテナンス用品の活用

バイクのメンテナンス用品は車用やバイク専用パーツ以外を活用できる場合があります。
車用メンテナンス用品の活用事例は以下のものがあります。

●WAX/ポリマー
●洗車グッズ
●潤滑油
●パーツクリーナー・レンズクリーナー

洗車やオイルアップ関連はバイク専用パーツを使用しなくても問題ありません。
一部ではバイク用洗車シャンプーやWAXなどもありますが、そこまでこだわる必要はありません。

ただし、次の部位はバイク専用パーツの活用がオススメです。

●チェーンのメンテナンス用品(バイク用チェーンクリーナーやグリスなど)
●サスペンションの駆動部のサビ止めオイル(シリコンオイルやフッ素オイルなど)

また、車用メンテナンス用品の活用では、タイヤクリーナーのみ使用を控えてください。
タイヤクリーナーが地面に接地する場所に付着すると、スリップしやすくなり非常に危険です。
バイクはタイヤがスリップを起こすと、転倒などの自損事故につながるリスクが高いです。

カスタムパーツ取付の注意点

カスタムパーツの取付には、以下の注意点があります。

●加工なしで取付できるか?
●違法改造に該当しないか?
●カスタムによるデメリットはないか?

車種専用のパーツでしたら、基本的にボルトオン装着可能ですが、汎用品や流用品の場合は、溶接やステー増設など加工しないと取付できない場合があります。
また、カスタムすることによって、乗り心地の悪化や、違法改造で車検が通らなくなったり、警察に捕まるリスクが生じるケースもあります。

カスタムパーツは適合性・合法性・実用性も考慮して購入、取付の検討をしましょう。

バイク用品・パーツの選び方

バイク用品は、用途や重視する内容によって選び方が変わってきます。
たとえば、電圧を制御するレギュレーターが故障して交換修理する場合は次の部品の選択肢があります。

●純正品
●社外品
●中古部品

信頼性が高いのは純正品ですが、レギュレーターは頻繁に故障するものではなく、性能差もないので、中古や安い社外品でも問題はありません。
パーツの種類やバイクに取り付ける部位について、純正品など高価で信頼が高い部品の必要性が変わってきます。

パーツ量販店にパーツの選び方を相談すると、在庫がある社外品を中心に提案されます。営業目的ではなくフラットな目線で適切なアドバイスをもらえるバイク屋や知人など相談先を見つけるとよいでしょう。

バイクパーツの選び方は、用途によって異なるので分からない事や不安があれば、誰かに相談したりネットで情報収集するようにしましょう。

●詳細は→バイク用品の選び方
バイク乗りのためのスマホカーナビ活用術〜iPhone版〜
【バイクの防寒対策】グリップヒーターの選び方と必要性

まとめ

バイクパーツは選び方や重要性、注意点が、バイクの車種や保管環境、日頃のメンテナンス状況によって異なります。

私はバイク初心者の時は、間違ったバイクパーツを買って、お金を無駄にしたり、バイクに悪影響を与える状況を作った事もありました。バイクパーツについて分からない事があれば、購入する前に誰かに相談したりネット等での情報収集をしっかり行うようにしましょう。

NAPSや2りんかんなどの部品量販店に行くと、予定になかったものが欲しくなってしまうものです。ウインドウショッピングやほかのバイクを見たり、人の話を聞いてバイクパーツの購入するものを選ぶ事は良い事ですが、衝動買いのしすぎには注意しましょう。

こちらの記事もあわせてどうぞ

バイク用品・バイクパーツの買取や処分
バイクを手放す時には、パーツや部品の処分も検討しないといけません。
バイク用品・バイクパーツの買取や処分
バイクを持つ
「バイクを持つ」では、バイクの購入方法、メンテナンス、保管方法、税金・保険・車検などの維持費について紹介しています。
バイクを持つ
バイクを売るコツ
バイクを売るコツをつかめば、早く売る、高く売る、簡単に売るなど自分の希望に応じた売り方を選ぶことができます。
「バイクを売るコツ」はこちら
バイクの最新ニュース
バイクの新型モデル情報、バイクグッズや法律動向などバイクに関わるバイク業界関連情報、バイクレース情報の最新ニュースを紹介しています。
バイクの最新ニュース
サブコンテンツ

ページの先頭へ