バイクの車検費用

250ccを超えるバイクでは2年に一回車検が必要になります。
400ccクラスや大型バイクを乗りたいけど、車検を気にして250ccクラスを乗っている人も多く、これからバイクを買う人も車検が必要な排気量にするべきか悩んでいる人はたくさんいます。

ここでは、バイクの車検費用の目安について紹介します。

バイクの車検で必ず必要な費用

バイクの車検はバイク屋などの業者に依頼すると整備代金と手数料が発生し高額になります。
しかし、バイクの車検で最低限発生するのはおおよそ2万円前後です。250cc以下のバイクでも自賠責保険料はかかりますので、比較してみても決してバイクの車検費用自体は高額なものではありません。

バイクの車検を通す為の最低限の費用を紹介します。自分自身で陸運局へ行ってユーザー車検を行えば、バイクの車検は最低限の金額で通す事ができます。

バイクの車検時の諸費用

・自賠責保険(24ヶ月) 13,640円
・重量税(満13年以内) 3,800円
・検査印紙      1,700円
・用紙代        50円

 合計        19,190円

これはあくまでも、一番安い車検代の目安です。車検が切れているバイクや一時抹消のバイクを車検に通す場合は自賠責保険を25ヶ月で加入する必要があります(14,010円)。

また重量税は満13年超えから割増料率が適用されます(13年超え4,400円、18年超え5,000円)。用紙代は管轄の陸運局などによって変わってきますが、差額があっても数十円単位です。

このように細かい金額はバイクの経過年数や自賠責保険によって変わりますが、バイクは重量税が安い為、車検に最低限かかる費用はおおよそ2万円前後。高くても3万円以下だと思っていれば間違いありません

バイク屋に車検をお願いするといくら?

バイク屋に車検を依頼した場合は、その業者の金額設定や依頼する整備の内容によって変わってきます。バイク屋の車検整備基本料金の相場は2〜3万円程。そこから消耗品の交換などで追加費用が発生します。

消耗品交換不要で車検だけ通せれば良いという方は、安い所で諸費用と基本料金がおおよそ2万円ずつの約4万円程から対応してもらえます。バイク屋の車検金額の目安は、エンジンオイル、オイルフィルター、ブレーキフルードなどの最低限の消耗品交換と点検整備を入れておおよそ5万円〜7万円ほどです

新車から1回目の車検や小まめに整備しているバイクで、必要な交換部品が少なければ、バイク屋に任せても大体7万円以下で収まります。
別途タイヤやバッテリー、ブレーキパットなどの消耗品が寿命を迎えているバイクや、灯火類などの保安部品の欠品を補う為の費用が発生します。

ユーザー車検をしてしまえば250cc超えのバイクも怖くはない

バイクの車検はバイク屋に依頼すると、手数料が発生して高くついてしまう事もありますが、自分で陸運局に持っていけば、250ccのバイクに比べても印紙代や重量税程度しかかかりません

一般的なバイクの継続車検は2年ですので、年間維持費で見れば250ccクラスとごく僅かな差額しか発生しません。

バイクの種類や乗り方にもよりますが、一般的なツーリング使用のバイクで見れば排気量が大きい程、乗るのが楽しいバイクになります。
400ccクラスや大型バイクの興味がある人は是非、ユーザー車検を行う覚悟を決めて大排気量のバイクにチャレンジしていただきたいです。

排気量が大きい程お得

車の場合は排気量や車両重量によって車検の諸費用は変わってきます。バイクの場合は車検がある250cc以上のバイクは自賠責保険、重量税、印紙代は全て一律料金です。

400ccのバイクでも1,700ccのバイクでも同じ諸費用しかかかりませんので、車検費用のコストパフォーマンスで考えれば、大排気量のバイク程お得感が高いです。

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