Honda Dream Festa試乗会レポート② CBR250RR編(2017/4/23)

こんにちは。ブルです。
HondaDream試乗会で注目の新型車種、CBR250RRを試乗してきました。

250ccクラスでは圧倒的な豪華装備でまとめた完成度の高いバイクで、ボディー剛性や高級感などの強みは試乗してより魅力的なものに変わりました。
試乗会当日の様子も含めて、体験レポートを紹介します。

CBR250RR試乗レポート

CBR250RRは2017年5月12日に新発売される直列2気筒エンジンをはじめ、新開発のパーツをふんだんに盛り込んだ2017年最注目の新型車です。

参加した試乗会では、開発者のトークショーがあり、CBR250RRの開発の想いと乗ってもらいたいターゲット像が強く印象に残りました。

一部を抜粋して紹介します。

・ただハイパワー化や軽量化するのではなく、中低速トルクとボディー剛性を重視して実用性の高い1台にしたかった。
・上級モデルのバイクだが、モード変更や中低速トルクの充実で、初めてバイクを買う方にも乗りやすいバイクに仕上げた。是非初心者のエントリーバイクに検討してもらいたい
・軽量・コンパクトでアクセルを思いっきり開けられる手軽さなど250ccバイクの良さを活かしつつ、大型バイクからダウンサイジングする人でも満足できる装備でまとめた
・パワー、加速、コーナリング、装備など、どれを取ってもライバルに負けていない自信がある

実際に乗ってみた

まずはまたがってみた感じ。重量感は普通の250ccといった感じ。
重量は165kmで、重たくはないけど、乗った瞬間にしっかりしているという印象を感じ取れます。

タンクが大きいですが、前傾姿勢を取るにしても邪魔にならない大きさで、ポジションも適度にレーシーで私好みです。

メーターはフルデジタルでタコメーターはアナログ風にメモリが上がっていきます。
LAPタイマーも標準装備で付いてくるのは、さすがRRの冠が付くだけあるなと感心しました。
(写真にLAPタイマーのスイッチが入っていませんでした)

まずはまたがって、フロントフォークを押してみたり、シートで軽くジャンプをするなど、サスペンションの減衰圧を確認。
思っていた以上に柔らかく、特にフロントはよく沈む印象でした。
エンジンを始動してみると、2気筒らしいサウンド。単気筒よりはレスポンスも良さそうです。

ちょっとした確認をしているうちに試乗スタート。
走り出して、まず感じた事は思った以上にサスは柔らかくなく、ちょっとした段差を超えてもフワフワする感じはなさそうです。
そしてコーナーではボディー剛性の高さを実感できました。
トークショーでも言っていましたが、このバイク、乗り手がうまければサーキットでメチャメチャ速く走れます。

気になるパワーですが、今回は敷地内の試乗コースなので、エンジンが吹け上がるまで回せませんでした。
説明にあったとおり、中低速のトルクがしっかりしているのでスポーツバイクに乗っているといった感覚はありません。
スペック的には最高時速160km以上は出そうですし、多少エンジンがうなってもフレームがしっかりしているので安定して走れそうです。

私はMC22の90年代のCBR250RRを知っているので、4気筒で45馬力だった当時のCBR250RRに比べると、2気筒38.7馬力の新型は若干の非力感は感じました。
あとは、2気筒エンジンということもあり、エンジンサウンドがノーマルだと物足りません。買うなら社外マフラーも必須だと感じてしまいます。

ただエンジン以外は本当に大型バイクに乗っている人でも満足できるような装備で、乗っていてもジャジャ馬ではなく上質な感じが強く伝わってきます。
運転姿勢は若干キツいですが、車体が軽いので、大型のスーパースポーツよりも長時間乗った場合の姿勢による疲れは少ないでしょう。

私は、もしCBR250RRを所有できれば、まずサーキットに行きたいと思えました。
開発者からの話にあったとおり、初心者にもオススメできる扱いやすさもあり、幅広い方にオススメできる万能な1台です。

試乗会参加者からは、値段が高すぎるという声も

CBR250RRの試乗待機コーナーでは、みんな口を揃えて「75万6千円(ABSなし)の価格設定は高すぎるので買えない」と言ってました。
私も試乗して、純粋に所有したいバイクだと思えましたが、新車購入はハードルが高く感じました。

中古で30〜40万円くらいになれば現実的な水準になりますが、そこまで下がるのは当分先でしょう。
おそらく中古狙いの人がたくさんいるので、中古バイク相場は高値水準を維持しそうです。

先行受注は非常に好調だというニュースを見ましたが、バイク乗りの声を聞いてみると、バイクブームを加速させるヒット車種になれるかは疑問を感じます。
バイクそのものは値段に見合った価値がある完成度が高いバイクだと思います。

リセールバリューも高いので、決して割高な車種ではありません。
購入を検討している人は、早めに注文・予約をしにいくようにしましょう。

まとめ

CBR250RRはまずは見た目で強烈なインパクトがあり魅力を感じ取れる車種です。
今回は試乗会で実際に乗ってみて、バイクの素晴らしさがより強く伝わってきました。

ゆっくり走っても存分に魅力を感じ取れる車種で、さすがホンダがほぼ全てのパーツを新開発して作った最新モデルだと評価できます。

購入するか検討段階の人は、できれば展示車にまたがるだけではなく、試乗会や試乗車がある販売店を探して、是非一度乗ってもらいたいです。
250クラスのスポーツバイクで検討している方であれば、価格の高さがネックになりますが、買って絶対に後悔しないオススメ車種だと断言できます。

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